照明器具は早めにLEDに買い替えを!
家庭によって順番が異なる場合もありますが、電気を多く使うのは、エアコン、冷蔵庫、そして照明です。じつは、照明器具はLED照明に変えることで電気代が大幅に減ります。
「蛍光灯はオンオフを繰り返すと、接点が摩耗して寿命が短くなるんです。でもLEDに変えることで、この問題が解決します。また、照明器具でもう1つ重要なことが、2027年末までに段階的に、一般用の蛍光ランプの製造と輸出入が世界的に廃止されるということです。
多くの人がまだ知らないかと思います。だから、間際にいっせいに買いに走って品ぎれになるかもしれない。それにLEDの生産も追いつかなくなる可能性も。
一気に変える必要はないですが、蛍光灯を使っている場合は、今の蛍光灯がきれたらLEDに変えることをおすすめします。徐々にきり替えていきましょう。シーリングライト型は簡単に取り換えができますが、直管型の取り換え時は、配線等の設置状況を確認して取りつけないと発火の恐れもあるため、専門家に任せるのが安全です」
意外と見落としているのが台所。まだ蛍光灯を使用している家庭も多いそうです。この機会に一度自分の家の照明器具をチェックしてみましょう。
LEDは初期投資が高く感じますが、蛍光灯の製造が禁止されることを考えると、蛍光灯がきれたときなどに、徐々にきり替えた方が長期的に見ておトク。まだ寒さが続くこれからの季節、賢く電気エネルギーを使いましょう。