昨年「Tポイント」から名称が変わった「Vポイント」。すでに上手に使っている人も多いと思いますが、「なにが変わったか分からず、活用できていない」という人も少なくないのでは? そこで、Vポイントの基本的な利用方法やメリット、賢い貯め方を担当者に直撃。気になる質問に詳しく答えてもらいました。

「Vポイント」になってなにが変わったの…?
「Vポイント」になってなにが変わったの…?

解説!なにが変わった「Tポイント⇒Vポイント」

今回お話を伺った、CCCMKホールディングス マーケティング部 吉田桃湖さん
今回お話を伺った、CCCMKホールディングス マーケティング部 吉田桃湖さん

日用品と相性抜群だった「Tポイント」ですが、ズバリ「Vポイント」になったことでなにが変わったのでしょうか?

「『Vポイント』は、昨年4月に『Tポイント』とSMBCグループの『Vポイント』が統合して誕生した新しいポイントサービスです。考え方は基本的にTポイントと一緒で、「Tカード」や「モバイルVカード(アプリ)」で貯めたり使ったりすることができます。さらに、Visa加盟店でもポイントを使うことができるようになりました。三井住友カードのクレジットカード決済でも貯まります」(吉田さん、以下同)

●貯めた「Tポイント」はどこへいったの…?

しかし、気になるのはこれまで貯めていたTポイントの行方。そのまま継続されているのでしょうか…?

「これまで貯めていたTポイントは、そのままVポイントに移行されていますので、ご安心ください。ポイントの有効期間は最後に使った日、または貯めた日から1年間です。継続的に使えばポイントを失効することはなく、ずっとお使いいただけます」

とはいえ、しばらく使っていないと保有しているポイントがわかりませんよね? その問題を解消してくれるのがアプリなのだそう。

●Vポイントアプリなら情報確認も簡単!

「VポイントアプリにTカードの番号(V会員番号)を入力すると、同期して保有ポイントが確認できます。また、『Tカードが手元になくなってしまった…』という方もご安心を。氏名や生年月日など入力すれば、その情報から照合して同期することも可能です」

ちなみに、たとえTカードの“レンタル有効期限”が失効してしまっていたとしても、ポイントを使い続けていればカードとしては使用可能。そして、「Tカードをもっていない…」という方も問題なし。

「新規でVポイントを貯める場合は、スマホでVポイントアプリをダウンロードし、氏名などの基本情報を登録すれば完了。登録は最短2分でできますよ。スマホ1つあれば、どなたでも気軽に始めていただけます」

 手軽に始められる
「Vポイント」についてもっと詳しく

「Vポイント」の貯め方と使い方

Vポイント

これまで貯めていた人も、新規の人も利用できるVポイント。基礎が分かったところで、次のステップへ。Vポイントを貯めて・使えるお店は実際どれくらいあるのでしょうか?

「ウエルシアグループやファミリーマートをはじめとする、約16万店舗(2025年1月末時点)のVポイント提携店があり、提携店ではTカードやモバイルVカード(アプリ)の提示でポイントが貯めて・使えます。これに加えて、国内Visa加盟店の750万店舗、国外Visa1億店舗でVポイントを利用できるようになりました」

提携店がたくさんあると、利用できる場所をわざわざ探さずにすみますよね。ポイントを貯めるいちばん簡単な方法は、Vポイント提携店でTカードやモバイルVカードを提示すること。ほかにも三井住友カードで決済するとVポイントが貯まります。そして、貯めたポイントは、Vポイント提携店での買い物などで利用可能です。

「ほかにもVポイントは景品交換に使えたり、VポイントPayアプリにチャージするとVisaのタッチ決済ができるお店で利用できます」

●三井住友カードユーザーは活用しない手はなし!

三井住友

使いやすいVポイントですが、吉田さんによると、「三井住友カード」のユーザーはより貯まりやすい仕組みがあるそうです。

「三井住友カード決済の場合、一般カードでは通常0.5%還元となりますが、ドトールコーヒーショップや、サイゼリヤなどの特約店ではスマホのタッチ決済でお支払いをすることで還元率が最大7%(※1)になり、さらにセブン-イレブンでは最大10%還元(※2)になります。また、Vポイント提携店ならポイントがダブルで貯まることも。HPやアプリで詳しく書かれているので、ぜひチェックしてみてくださいね」

※1 商業施設内の店舗など、一部ポイント加算の対象とならない店舗があります。iD、カードの差し込み、磁気取引は対象外です。詳しくはHPをご確認ください

※2 「最大10%」は、「対象のコンビニ・飲食店で最大7%還元」に加えて、3%が付与された合計還元率です。「3%」のうち0.5%は、お支払い時のセブン‐イレブンアプリの会員コード提示によって付与されたセブンマイルで、セブンマイルはVポイントに交換可能。セブンマイルは付与対象外商品があります。上記(※1)決済方法及び、カード現物のタッチ決済は対象外です。詳しくはHPをご確認ください

プロが活用する「2つ」のVポイント術

女性

いつでもどこでも手軽に取り入れられるのはうれしいですよね。ちなみに吉田さんがVポイントを効率よく貯める(使う)ために行っているポイ活術は3つあります。

●1:「食べログ」予約で効率よくポイントをゲット!

→ランチは10ポイント、ディナーは50ポイント貯まる

予約した「人数分」ポイントがもらえます。予約期日もとくになし。来店直前の予約でもポイント付与対象です。

●2:デパコスは「NARCIS(ナルシス)」でおトク買い

→「毎月20日お客様感謝デー」はポイントが1.5倍で使える!

毎月20日はVポイントのご利用で1.5倍分のお買物ができます。たとえば、200ポイントで300円分のお買い物が可能。さらに、毎週月曜日は貯まるポイントが2倍に!

※ 200ポイント以上のご利用が対象です

※ 一部WAON POINTへの交換が必要な店舗があります

※ 使用ポイントの上限は1日3万ポイントです

アプリにはおトク情報が満載!

クーポン

さらにアプリでは、キャンペーンも多数行っています。時期によって内容は異なりますが、過去には飲食店などでポイントが5倍貯まるキャンペーンなどもあったそうです!

「アプリには毎月更新される“クーポン”があります。気が向いたときに気になるお店のクーポンをセットし、有効期間内にお店でVポイントが貯まるカード(TカードやモバイルVカード)を提示するだけでOK。このほかにもVポイントにはおトクが満載なので、ぜひチェックしていただけるとうれしいです」

ぶいぶい貯まって、ぶいぶい使える「Vポイント」。使える店舗も多いため、まずはアプリをダウンロードして賢くポイ活を始めてみてはいかがでしょうか。

手軽に始められる
「Vポイント」についてもっと詳しく

問い合わせ:CCCMKホールディングス https://www.cccmkhd.co.jp/