53歳で初めて書籍を発売し、念願の夢をつかんだイラストレーター・草野かおるさん。66歳となった今でも積極的に活動し、毎日を楽しく過ごしています。今回は、そんな草野さんが幸せに生きるために実践している家族・健康・メンタルに関することをご紹介。できることから取り入れて、自分のための人生を歩みましょう!

納豆、ごはん、缶詰など机に並べられた食品
66歳の草野かおるさんがやってよかったと感じる習慣とは?
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家族との距離の見直し

自分時間が生まれた!
家族につくす生活をやめ、ほどよい距離を保つことで家事の負担が軽減。家族の独立心も養えたそう。

●無理をしてでも子どもたちの留学やひとり暮らしをあと押し

草野かおるさんの4コマ漫画

48歳のとき、当時高校生だった娘さんが留学を希望。

「金銭的には大変でしたが、娘も私もひとりの時間を過ごすことで独立心が養えました。送り出してよかったと思っています」

●夫や自分のために毎日料理することをやめた

宣言する女性のイラスト

料理は気力、体力があるときに、食べたいものを多めにつくっておくのだそう。

冷凍のシュウマイやうどん
冷凍食品は夫が自分で購入

「夫も私も冷凍ご飯さえあれば、家にあるあり合わせのおかずでも十分満足できると気づけました」

骨を強くする健康習慣

60代の今も旅行を楽しめる丈夫な体をキープ!
好きなことを楽しむには健康な体が不可欠。そのためにも一生、自分の足で歩ける体づくりを継続中。

●隙間時間に「かかと落とし」体操をする

かかと落とし体操をする草野かおるさんとその足元

骨密度を上げて骨折を防ぐため、「かかと落とし」を実践中。

「壁に両手をつき、両足のかかとを上げたらストンと落とします。この動作を20回×2セット行うのが日課です」

●毎日の食事にカルシウムをちょいたし

粉チーズ、にぼしだし、ふりかけ

骨の材料となるカルシウムは、“ちょいたし”で無理なく補給。

「いつもの料理に、カルシウム豊富な粉チーズや煮干し粉をプラス。酢と一緒にとると、吸収率がアップするそう」