年齢を重ねても若々しく、毎日活気にあふれている人はなにか特別なことをしているのでしょうか? イラストレーターの草野かおるさん曰く、意外とマインドの切り替えで簡単に人生は変えられるのだそう。今回は草野さんが考える幸せな人生の過ごし方と、草野さんが実践してよかった! と感じることを年代別にご紹介します。
すべての画像を見る(全7枚)原点は「自分の人生を歩む」という思い
防災、食習慣、“簡短”料理…。好奇心のおもむくままに自分の“好き”を追求し、4コマ漫画やエッセイとして発信している草野かおるさん。作家デビューの夢を53歳という年齢で実現できたのは、生活とマインドを“自分優先”に切り替えたことが大きく影響していると語ります。
「子どもを産んでからずっと、家族優先の生活を送ってきました。でも子どもの留学を機に、子離れ、親離れができて。『私は私の人生をしっかり歩んでいこう』と思うようになったんです。そこから徐々に、思考を家族優先から自分優先にシフト。自分が『こうありたい』と望む暮らしを心がけるようになりました。おかげで自分のやりたいことに集中できるようになり、それが本の執筆にもつながったのかなと思っています」
今も時折「ちゃんと自分を優先できてる?」と自らに問いかけるという草野さん。そんな草野さんが、自分ファーストでいるために日々実践していることを紹介します。
53歳で初の著書『4コマですぐわかる みんなの防災ハンドブック』(d21刊)を発売。食に関する著書も多く、共著を含めると、著作は11冊にのぼります。