【5日間腸活】やり方5つの基本

腸を休めてリセットする「5日間腸活」。まずはやり方の基本を知り、腸活レシピとボディワークを実践しましょう!

「5日後には胃腸が軽くなり、体もすっきりしているはずですよ」(石原さん)

●1:朝は汁物かジュースで軽めに

朝食は無添加の野菜ジュースやみそ汁、甘酒、豆乳などの汁物で胃腸を休めて。

「なかでも温かいみそ汁は内臓を温めて血流がよくなり、アミノ酸やビタミンB群などを効率よくとれるので、代謝が上がります。具材は豆腐とワカメなど、シンプルなものでOK」

●2:昼は消化のいいものを少し食べる

うどんのイラスト
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昼食はうどんやそば、おにぎり、野菜スープなど、消化に負担のないものを軽めに食べるようにします。

「うどんやそばにはネギなどの薬味をたっぷりのせれば代謝アップ。ワカメやキノコなど、具材も加えましょう。天ぷらなど、油っこいものは胃腸に負担をかけるので避けて」

おにぎりのイラスト

おにぎりならのりを巻いて、血糖値の上昇をゆるやかに。うどんやそばなら薬味をたっぷりのせて。

●3:ストイックになりすぎず、リラックスして過ごす

ストレスも胃腸にはよくありません。今日食べすぎたら明日から気をつけようくらいの気楽さで取り組んで。

「甘いものが欲しくなったら、黒砂糖や高カカオのチョコレート、はちみつがけのヨーグルトなどを少量食べてOK。お酒は焼酎やウイスキーなど蒸留酒のお湯割りに」

チョコレート、黒砂糖、お湯割りのお酒のイラスト

甘いものは少しなら味方に。黒砂糖や高カカオチョコレートをひとかけら食べて脳を上手にだまして。

●4:夕食は脂っこいものを避け、腹6、7分目に

夕食は腹6、7分目を目安に、よくかんで食べましょう。

「もう少し食べたいなというくらいが腹8分目。それよりやや少なく食べると、効果が出やすくなります。揚げ物など油っこいものは避け、下の食材を取り入れた食事がおすすめです」。

鶏・豚・魚

良質のタンパク質で代謝アップ。鶏肉や豚肉は蒸す、ゆでるなど脂を落とす調理が◎。魚も積極的に食べて。

旬の野菜・海藻

野菜や海藻には食物繊維がたっぷり含まれ、便のかさを増して便秘解消。根菜や緑黄色野菜も積極的にとって。

キノコ類

食物繊維やビタミンDが豊富なキノコは、腸内環境を整え、免疫力アップにも効果的。なかでもおすすめはキクラゲ。

オリーブオイル

オリーブオイルに含まれるオレイン酸は、腸のぜんどう運動を促して便秘を改善。便をやわらかくする効果も。

発酵食品

納豆やキムチ、漬物、酒かす、みそ、しょうゆなど、発酵食品は腸内の善玉菌を増やす腸活食材。免疫力もアップ。

薬味

ネギやショウガなどの薬味は、体を温めて胃腸の働きを活性化。代謝も上がり、さらにやせやすい体に。

●5:経絡(けいらく)への刺激やマッサージで、腸を活性化

手首のツボを押す様子

運動不足や体の冷えも、腸内環境が悪化する原因に。

「東洋医学で『気』や『血』が巡るとされる『経絡』にあるツボを押したり、ストレッチやマッサージをするなど、体に直接アプローチすることで血流が上がり、腸の働きが活性化。排せつがスムーズになり、むくみの解消にも効果的です」。