急病や事故、ケガをして救急車を呼んだ経験はなければいいけれど、やむなく実際に経験した人も。「夫が体調を崩し、夜中に救急車を自宅に呼んだことがあります」というのは、整理収納コンサルタントで防災士であるESSEフレンズエディターの堀中里香さん。初めての経験だったため、持って行くのを忘れたものもあったそう。詳しく語ります。

救急車を呼んだ経験がある堀中さん
救急車を呼んだ経験がある堀中さん
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1:マイナンバーカード(保険証)

自宅に救急車を呼んだ経験から、そのときに持って行くべきものについて、紹介します。まずはマイナンバーカード。家族のマイナンバーカードの場所はすぐにわかりますか? 逆に、ご自身のカードの場所をご家族はご存じでしょうか。

私が救急車を呼んだときは、意識のはっきりしていた夫が直接「保険証は〇〇にあるよ」と教えてくれたのですが、本人の意識がない場合は最悪見つからない可能性も!

家族のマイナンバーカード、とくに大人のカードは各自が管理しているので、必要なときに見つからない場合もあると思います。保管場所の情報を家族で共有しておくと、いざというときにも安心ですね。お薬手帳についても共有しておくのがおすすめです。

2:財布

治療費とタクシー代が払えるぐらいの現金は、お財布に入れておくように
治療費とタクシー代が払えるぐらいの現金は、お財布に入れておくように

夜中に救急車で病院に運ばれた場合、病院で治療費を払うのはもちろんですが、盲点なのが移動手段。救急車に同乗して病院に行き、私が自宅に帰ってくる足がないことに気づいたのは後になってからでした。

お財布を持って行ったので問題なく帰ってこられましたが、中身が入っていなかったらそういうわけにもいきません。それ以来、治療費とタクシー代が払えるぐらいの現金は、お財布に入れておくようにしています。カード払いができる病院ばかりではないので、念のために。