4:「競争」は忘れる

人と比較するのでも、評価を求めるのでもなく、目の前の「少しでもお役に立てること」をやりたいと思っています。人は社会に所属し、人の役に立てていると感じるとき、幸福感や充実感をもてるもの。自分が納得することを大切に。

5:「これまでのやり方」は忘れる

人間関係や仕事など、なにかに行きづまっていると感じるなら、新しいことを試してみて。自分の考えに固執せず、専門家の話を聞くことで道が開けることも。これまでとは違う方法を試すと、思わぬ方向に転がることがあります。

6:「心配」もほどよく忘れる

不安や心配の多くは、先のことを悪い方に考えることが原因。先のことはわかりません。いったん保留にして、今できることを積み重ねましょう。私も開院後しばらくは患者さんゼロでしたが、漢方の勉強に集中していました。

7:「親だから」は忘れる

たとえ家族でも、相手の行動を決める権利はありません。「こうして欲しい」と伝えることは大切でも、実際にどうするかは本人次第。本人の考えを尊重したうえで、「少しお手伝いできるかもしれない」と、同じ目線で話したいものです。

『『ほどよく忘れて生きていく 』』(サンマーク出版刊)には、心が軽くなる藤井さんの生き方のヒントが満載。

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