かさばりやすいタオル類の管理や収納に悩んでいる方は多いのではないでしょうか。「思いきってバスタオルを手放したことで、管理がラクになり、キレイも保てるようになった」と話すのは、整理収納アドバイザーのひでさん(45歳)。ひでさんが実践している、タオルの持ち方のポイントをご紹介します。
すべての画像を見る(全3枚)「当たり前」と思っていたバスタオル、やめても問題ないかも
以前は家族の人数分のバスタオルを持っていたひでさんですが、洗濯に時間を取られることに悩んでいたそう。
「バスタオルは乾きづらいですよね。次の洗濯物を干したくても、バスタオルが乾いていないからスペースがなくて干せない、ということも多くて。乾いているかを気にして何度も確認するうちに、一日じゅう洗濯をしているような気分になってしまいました。洗濯は基本部屋干ししてることもあり、部屋の中にバスタオルがずっと干してある光景も嫌でした。
思いきってバスタオルをやめてみたら、そうしたストレスから一気に解放されました。洗濯回数、干す時間、洗濯物を干すスペース、洗濯用具の数まで、すべてが格段に少なくすむようになったんです」とひでさん。
現在は入浴後には、フェイスタオルを1人1枚使って全身をふいているそう。バスタオルをやめたことに対する、家族の反応はどうだったのでしょうか。
「最初は『全身をふいたら、1回でタオルがびちゃびちゃになるね』という意見もありましたが、慣れればそれが普通に。バスタオルは、1回使ってもまた次の日も使うこともあって、衛生面が気になっていてもいました。フェイスタオルはおのずと毎回洗濯することになりますから、常に清潔で気持ちがいいです」
ダイソーの110円タオルで、管理も収納もラクに
タオル選びにはこだわったというひでさん。フェイスタオルはすべてダイソーの110円の「ふわふわフェイスタオル」でそろえました。
「一般的なタオルに比べてリーズナブルでありながら、やわらかく吸水性に優れ、速乾性も高いのが特徴です。今はグレーを使っていますが、見た目の高級感もあります」とひでさん。
また機能性だけでなく、収納のしやすさもタオル選びの大事なポイントだと、ひでさんはいいます。
「ダイソーのタオルは、ふわふわだけど畳めばコンパクト。脱衣所に設置していた無印良品のボックスに、必要な枚数がすっきりと収まります。収納スペースを取られない点も気に入っています」