子どもがなかなか宿題に取りかからないことに悩む親も多いのではないでしょうか。子育て情報を発信するブロガーのベリーさんは、家庭学習をうまく取り入れて勉強が続く習慣を整え、かつ教育費を手取り月収の10%以内にキープしているそうです。ここではベリーさんの「家庭学習と家計管理のルール」を伺いました。

一緒に勉強をする親子のイラスト
子どもの家庭学習が自然と続くコツとは?
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ベリーさんが心がけている家庭学習のコツ5つ

ブログ「ベリーの暮らし」で家庭学習について発信しているベリーさん。心がけているという家庭学習がうまくいくコツを5つご紹介します。

●1:「好きなことはあと」を徹底する

勉強をしてからゲームをする子どものイラスト

子どもがゲームをしたいとぐずっても、“先に勉強”が絶対ルール。

「先に好きなことをすると、やめるのに意思の力が必要で余計しんどくなるから、そこは親も妥協しません」(ベリーさん、以下同)

●2:親の声かけよりも毎日の積み重ねが重要

「勉強しなさい」と口で言うより、毎日勉強する習慣をつけさせることが大事。

「疲れていても量を減らすなどしてとにかく続けさせると、勉強が歯みがきと同じく『毎日やること』になります」

●3:学習中の子どもの観察が命!

家庭学習で欠かせないのが、学習中の子どもの観察。

「鉛筆が止まったり、表情が曇っていたりするのは、つまずいている証拠。親が気づいて一緒に考えれば、乗り越えられます」

●4:小1までは横に座ってスタートの波に乗せることが重要

小1までは、勉強中は子どもの横に座って見守るそう。

「家庭学習スタート時に親のフォローで習慣化できれば、その後は波に乗って、勉強に対するハードルが下がります」

●5:できたことを子どもと一緒にめいっぱい喜ぶ

難しい問題が解けたり、目標を達成したら、一緒にめいっぱい喜ぶように意識。

「子どもは、できた満足感に加え、親の喜ぶ顔を見てモチベーションが上がります」