みずみずしさと甘さを併せもつ旬の大根は、くせがなく、どんな料理とも相性がよく万能! 大人気の料理家・コウケンテツさんに、しっかり味つけ&うま味やコクをプラスした、食べごたえ満点のレシピを教えてもらいました。ここでは、「W大根のチキンカレー」を紹介します。
甘くてジューシーな旬の大根を、ルウと具にダブル使い
大根のみずみずしさで、スパイシーだけどあと味さっぱり! 寒くなるこれからの季節に食べたくなるカレーです。
●W大根のチキンカレー
【材料(4人分)】
- 大根 1/2本(500g)→200gを2cm角に切って、残りはすりおろす
- 鶏モモ肉 2枚
- 塩、粗びきコショウ(黒) 各適量
- サラダ油 大さじ2
- タマネギ 1/2個→みじん切り
- ニンニク、ショウガ 各2かけ→各すりおろす
- カレー粉、酒 各大さじ4
- トマト缶(ホール) 1缶→つぶす
- 水 1/2カップ
- A[ウスターソース大さじ3、砂糖大さじ1、塩小さじ1]
- バター 20g
- 温かいご飯 4人分
【つくり方】
(1) 鶏肉に塩、コショウ各少しをふる。角切りの大根を耐熱皿に入れ、電子レンジ(600W)で5分ほど加熱する。
(2) フライパンにサラダ油大さじ1を中火で熱し、タマネギをしんなりするまで炒める。ニンニク、ショウガを加えてさっと炒め、(1)の鶏肉、角切りの大根を加えてさらに炒める。肉の色が変わってきたらカレー粉、サラダ油大さじ1を加えて炒め合わせる。全体に油がなじんだら酒をふって混ぜ、トマト缶と大根おろし、分量の水を加えて煮立てる。
(3) Aを加えて弱火で10分ほど煮る。バターを加えて塩少しで味をととのえる。器に盛ったご飯にかけ、好みでコショウをふる。
[1人分613kcal]<ポイント>
大根は半量をすりおろして加えることで、ほどよいとろみがつき口当たりがよくなります。
ESSE12月号別冊付録「大根&白菜おかずBOOK」では、大人気の長谷川あかりさんとコウケンテツさんの旬の大根と白菜を楽しみつくす厳選レシピを紹介しています。「体に優しいシンプルおかず」や「家族が喜ぶ、ご飯がすすむおかず」が盛りだくさん! ぜひチェックしてみてください。
ESSE(エッセ)2024年12月号
※ おかずをつくりおきする際は、清潔な保存容器に入れて保存してください。保存状態によっては傷みやすくなることもあるので、保存期間内であっても早めに食べるようにしましょう
※ 電子レンジの加熱時間は600Wを基準にしています。500Wの場合は1.2倍、700Wの場合は0.8倍を目安に加減してください。機種によって多少差があります
※ 電子レンジやオーブントースターで加熱する際は、付属の説明書に従って、高温に耐えられる耐熱ガラスの皿やボウルなどを使用してください
※ 液体を電子レンジで加熱した場合、取り出して混ぜるときに、場合によって突然沸騰する可能性があります(突沸現象)。できるだけ口の広い容器に入れ、粗熱をとってから取り出すなどご注意ください