毎日使っているものでも、当たり前を見直して手放すと、思わぬ変化が得られることも。3人の子どもと夫の5人で暮らすharuさんは、リビングにあるちゃぶ台を手放したら、部屋がすっきりするなど生活に変化があったそうです。詳しく語ります。
すべての画像を見る(全4枚)ちゃぶ台をやめたら、片づけが習慣化した
わが家では、長年リビングにちゃぶ台がありました。食事のときはダイニングテーブルを使う予定だったのですが、普段ダイニングテーブルは子どもたちが宿題をしたり、私の仕事スペースにしています。夕飯時にそれらを片づけるのが面倒で、いつの間にかちゃぶ台で食事をするようになっていきました。
子どもが小さい頃はまだ良かったのですが、大きくなってくるとテーブルの高さも低くて食べにくく、姿勢が悪くなっているのが気になってきました。また、正面にテレビがあるので食事のときにつけて観るのがいつの間にか習慣に…。
ダイニングテーブルを片づけなくても、ちゃぶ台に食事の用意が出来るのは便利だったので長年使い続けていましたが、子どもたちに姿勢を正して食べようと呼びかけてもなかなか難しく、このままではよくないと思い、不便になるのを覚悟でちゃぶ台を撤去。
食事の準備の前にダイニングテーブルを片づける手間は増えましたが、やらざるを得ないので、その結果、毎回片づけることが習慣になりました。
TVを見ながらダラダラすることもなくなった
夕飯をダイニングテーブルで食べるようになったことで、もうひとつ変化がありました。ダイニングテーブルからはテレビが観にくいのでつけなくなり、食事のときに家族で話す時間が増えました。
思春期に入ってきている子どもたち。「学校どうだった?」と聞くと、「普通」など、こちらが思うような答えが返ってこないのですが、話す時間が増えることで、自然と話したいことを話すようになり、毎日の様子もよりわかるようになりました。
また、以前はなんとなくついているテレビを食事のあともダラダラと観て、あっという間に寝る時間になってしまうことがありましたが、テレビがついていないので食事を終えたあとの動きもテキパキするようになりました。やろうと思っていることにそれぞれが取り組み、メリハリをもって過ごせるようになったと感じます。
現在、テレビは家族が観たい番組だけを録画するようにしていて、なんとなくテレビをつけていることは自然となくなりました。