心身ともに疲れやすくなり、今までどおりにできない家事も増えてくる50代。やる必要のないことは手放して、なるべく身軽に暮らしたいですよね。ここではひとり暮らしを楽しんでいる、ようさん、みるくさん、きんのさんに「50代でやめたらラクになったこと」を伺いました。
すべての画像を見る(全7枚)洗濯ものは、取り込みながら“ざっくり”畳む
子どもたちの独立を機に賃貸物件に住み替え、“持たないひとり暮らし”をインスタグラムで発信している、50代のようさん。
「どうせ家事をやらないといけないなら、できるだけラクにしたい」と試行錯誤した結果、やり方を見直したり、思い切ってやめたりした家事があるそうです。
ひとつは「洗濯ものの畳み方」。取り込んだあとの洗濯ものの山は、どうしてもそのままにしてしまいがちでした。山の下の方にある服をそーっと取ってみたら、シワができていることも。
そんなとき、雑誌で「干してある洗濯ものを取り込みながら、その場で畳む」というアイデアを見て、マネをするようになりました。立ったまま畳むので、ピシッとできていなくてもOK。ただ、20年以上この方法を続けているので、だいぶ上手にはなっているかなと思います。
また、かけて収納できる服は、物干し台からハンガーのままクローゼットに運び、洗濯ものを畳む手間を少なくするよう意識しています。
疲れて帰ってきたとき、食器洗いはしない
食事が終わったらすぐ食器を洗うのが理想と思いながらも、なかなか実践できなかったと、ようさんは語ります。
仕事から帰って、座る暇もなく夕食づくり。夕食を食べるために一度座ったら「もう動きたくない、このまま座ってテレビを見ていたい」と思ってしまいます。ですが、「食器を洗わないといけない」と頭の片隅にあるので、ゆっくりしているはずなのに気持ちがリラックスできていない日々。
そこであるとき思いきって、「夜に食器を洗わなくていい」ということにしてしまいました。これは、子どもたちと暮らしていた頃からのマイルールです。朝は元気なので、朝食が済んだら、昨日の夕食の分と一緒にまとめて洗います。
調理で使ったフライパンや鍋は、そのままにしているとシンクがいっぱいになってしまうので、調理後すぐに洗うようにしています。
※記事の初出は2024年7月。年齢も含め、内容は執筆時の状況です。