「思い出」を厳選して、価値を高める
「思い出」というだけで“とっておくもの”と思うなら、思考停止している証しです。
「思い出はものではなく心のなかにあります。そして、大切なのは昔より今なのです」
●「思い出」の手放しリスト
<もの>
- 手紙、年賀状
- 写真、子どもの作品
- 親しい人からプレゼントでもらったもの
- 記念品、遺品
<メンタル>
- やたらと後悔すること
- 過去の思い出への執着
- 今の生活を優先しない考え方
思い出は時間とともに増えていくもの。すべて取っておこうとすると、結局どれも大切にできません。
「厳選して、今の暮らしの風通しをよくしましょう。YouTubeで30年前の曲を聴くといった方法でも、思い出に浸れるものです」
●迷ったら手放そう!捨てたい理由があるはず
迷ったときは手放してOK。
「もう過去にすがらなくていいと思ったなど、手放そうと考えた理由があるはず。過去より今を大切にして、自分を更新する努力をしましょう」
●手放すことで、残したものの価値が高まる
100の思い出をすべて大切にできませんが、1つの思い出を大切にすることはできます。
「選ぶことで、残したものの価値は上昇。選び出す作業自体も、思い出に触れる経験に」