「断捨離」を提唱し、身軽な暮らしを送るやましたひでこさん。ここでは、沖縄に移住したやましたさんの「新しい食習慣」をご紹介します。“つくりおき”をしない食事や、こだわりの食器コレクションについて語っていただきました。

お茶を淹れるやましたさん
断捨離を経て、心軽やかに暮らすやましたさん。朝に中国茶を飲むことが習慣になっているそうです
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つくりおきはしない。一汁一菜で食事はシンプルに

おしゃれなキッチン

「私は食べるものもすごくシンプルで、基本は雑穀米と根菜類の、一汁一菜。豆腐と納豆、キュウリの漬物くらいで満足する安上がりな人間なんです(笑)」(やましたさん、以下同)

冷蔵庫を「食品貯蔵庫」とは思っていないというやましたさん。その中は、食材が少なくすっきりしています。

「つくりおきはせず、おかずをとっておくのは翌日まで。家の中と同じように、いらなくなったものと必要なものを常に入れ替えて、新陳代謝させています」

そんなやましたさんでも、食品を食べきれずにムダにしてしまうことってあるのでしょうか?

「もちろん。毎回食べきれる分だけ、きっちりと買うなんて無理です。罪悪感をもちすぎず、捨てて次に向かうことも大切。それが人生です」

つくりおきをしないこと以外にも、食事面で意識している習慣があるそうです。

「甘いもの、冷たいものはなるべくとりません。お酒は別ですが(笑)。朝起きたらお気に入りの中国茶を飲むのが日課です」