「今の暮らし、このままでいいの?」とモヤモヤしているなら、ため込んできたものや習慣の見直しを。今までの思い込みを手放して、人生が好転したケースを紹介します。ここでは、フルタイムで働きながら2児の子育てに奮闘している42歳のワーママが「思いきってやめたらハッピーになったこと」を聞いてきました。

矢原さん
体を動かす楽しさに目覚めた、40代の矢原さん。食事への意識にも変化が
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自転車通勤で心と体がリフレッシュ

仕事と子育てに奮闘中の会社員・矢原順子さん(42歳)。コロナ禍をきっかけに電車通勤をやめ、自転車通勤にきり替えてから、今も継続中です。

「当時は電車に乗るにもマスクが必要で、人混みを避ける配慮も求められていました。『それならいっそ、自転車がラクかも?』とひらめいて、試してみたところ、思っていた以上に快適! 片道20分の通勤は、いい運動とリフレッシュになっています」(矢原さん、以下同)

電車を待つ時間が不要になり、思ったよりも早く会社に到着できるように。自転車をこぐときはおなかに力を入れ、背筋を伸ばすことを意識。太陽や風を感じられるのも気持ちいいポイントです。

お弁当にしたらランチの時間が楽しみに

コンビニランチをやめお弁当に

「料理では濃い味つけに気をつけ、外食を控えるためにお弁当をつくるように。疲れが取れにくくなる40代だからこそ、今後も体のためになる習慣をコツコツと無理せずに続けていきたいです」

少しのおかずでもおいしそうに見える、曲げわっぱのお弁当箱にしてから、外で買うことはほとんどありません。野菜とタンパク質を意識した、簡単なおかずやスープを持参しています。

仕事終わりはすぐに帰らず、職場のストレッチ部に参加

会社のストレッチ部に参加する矢原さん

体を動かす楽しさに目覚めた矢原さんは、最近では会社のストレッチ部に参加したり、オンラインのヨガ教室を受講したりと、運動がよりいっそう身近なものに。

「終業時刻のあと、月に数回30~40分ほどストレッチ部の活動に参加。終わって帰宅しても子どもの習い事の送迎や、家族の帰宅には間に合うので、無理なく続けられています」

ESSE9月号 では、年齢や暮らしの節目に「やめる・捨てる」で人生が好転した方々を一挙に紹介します。やましたひでこさんのインタビューやジャンルごとのやめて捨ててよかったことにも注目。ぜひチェックしてみてくださいね!

ESSE(エッセ)2024年9月号(表紙 目黒蓮)

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