汚れが目立ちやすい「洗面台のパッキン」。常に清潔を保ちたい場所のひとつですが、じつは身近なもので手間をかけずに落とすことができます。教えてくれたのは、元小学校家庭科教諭で、家事に関する著作もあるブロガー・よしママさんです。
すべての画像を見る(全8枚)じつは落としやすい、洗面台のパッキンの汚れ
洗面台のなかでも、壁と洗面ボウルの間にある「パッキン」。すぐに汚れやすく、かつ黒ずみが目立ちやすいですよね。
洗面台のパッキンの汚れの原因は、衣類の繊維やホコリ、歯みがき粉、水アカ、ぬめり、カビなどが代表的です。壁についた水滴が流れ落ちてパッキンにたまることで、汚れがたまります。また、掃除しようとすると、水が伝って床が濡れてしまいかねないので、掃除するタイミングを逃してしまうことも、つい汚れがちになる要因。
しかし、じつは身近なものでサッと気がついたときに掃除ができ、汚れもつきにくくなるんです。
汚れのレベル別お掃除法
軽いホコリ汚れならば、濡らさずにサっとお掃除したほうが汚れがとれやすく、ラクに終わらせることができます。
洗濯前のフェイスタオルでサッと汚れをふいたり、古い歯ブラシでチョコチョコと優しくこするだけでOK。パッキンは柔らかく傷がつきやすいので、優しく落とすのがポイントです。
また少し汚れがたまっている場合は、泡タイプのハンドソープで汚れを浮かせることも可能。泡なら溝に密着して、滴ることなく軽い力でふき取ることができます。水が流れ落ちるのか心配であれば、端に吸水させるためにコットンを置いておくと安心です。
ハンドソープを古い歯ブラシで汚れになじませ軽くこすったら、最後に水ぶきタオルでふき取れば汚れが落ちてさっぱりしますよ。
少しガンコな汚れなら、研磨剤が入った歯みがき粉で落とすことができます。研磨剤が落ちにくかった汚れをかきだしてくれます。
歯みがき粉を汚れの近くにつけ、濡らした古歯ブラシで優しくコチョコチョと小さく動かして磨くと落とすことができます。
最後は歯みがき粉が残らないように水ぶきをしっかりしてください。
掃除が終わったら、仕上げにはアルコールスプレーやハンド用のアルコール除菌スプレーをして乾かせば、再びカビが発生するのを抑えます。すべて身近な洗剤でお掃除をすませることができました。