コミュニケーションがとれることと音の問題は痛しかゆしの関係
すべての画像を見る(全12枚)親世帯、子世帯と暮らしは別々でも、お互いに気軽にコミュニケーションをとれるようにしたいと考えていました。そのため、どちらの世帯のLDKも階段のある場所から、すぐアクセスできるように配置しています。
日頃のちょっとした声掛けや、頼みごともスムーズ。この間取りには大いにメリットを感じています。少し不安だった生活音も、テレビや通常の会話程度であれば伝わりません。
しかし、2階で繰り広げられる大声での兄弟げんかや、子どもを叱る声は、ばっちり1階に聞こえてしまいます。親世帯では「騒がしいなぁ」と、感じていることも多いでしょう。
コミュニケーションをとりやすくしようとすると、余計な音が伝わってしまう問題も起こります。これは致し方ないことだと思っています。
二世帯住宅に暮らして10年。玄関の問題以外は、この間取りにして正解だったと思っています。二世帯住宅を検討中の方の参考になれば幸いです。