家族が集まると大にぎわい!昔も今も、食でつながる
自室の隣には三男、少し離れたところに長男家族や二男家族も。「だれにでも開かれた家」だけに集まりやすいのです。
すべての画像を見る(全10枚)服部さんが、ひとり暮らしでもたくさんの食器を持っているのは、いつも人が集うから。この日は長男の裕さんとランチです。
「息子たちが来る日は、好きだったものをよくつくります」
家族や友人が来たら大テーブルでにぎやかに
韓国やアメリカでも暮らしていましたが「不思議と現地のだれかに料理を教わった覚えはない」のだとか。息子さんたちの好物は服部さん得意のミートローフやクラムチャウダー。
「家族が多いから大きい器が多いんです」。クリスマスにぴったりなトナカイとモミの木の大皿はアメリカで買ったもの。「あとでちゃんと見たら、日本製だったんですけどね(笑)」
お取り寄せの水は、置き場所のワゴンごと玄関で出迎え
「夫は病院に通算1年半、自宅で6年半。8年もの間、経管栄養だけで食事ができなかったんです。だからせめて、お水ぐらいはおいしいものを飲ませてあげたくて」
知人の紹介で取り寄せるようになった鹿児島の水は、今も買い続けています。キャスターつきの収納ワゴンに載せて、キッチンに置いていますが、届いたときはワゴンごと玄関で出迎え、配達の人にのせてもらうようにしています。
ワゴンの下には乾物などの食材が。韓国で買ったポジャギ(風呂敷のようなもの)を目隠し代わりに。
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