40代で結婚・出産をした、イラストレーターのたかぎなおこさん。娘さん、旦那さんのお弁当エピソードから、お出かけのときの駅弁やピクニック弁当まで。たかぎ家のおいしい話をまとめたコミックエッセイ『お弁当デイズ 夫と娘とときどき自分弁当』(文藝春秋刊)が反響を呼んでいます。そんなたかぎなおこさんに、帰省のときのお弁当やお弁当づくりのアイデアなどについて編集部がお聞きしました。インタビュー最後には、『お弁当デイズ 夫と娘とときどき自分弁当』に収録されている「帰省する日の『おにぎり&焼売』」の試し読みも。ぜひ最後までチェックしてみてください。
昔ながらのお弁当に心躍る
――駅弁などお弁当をテイクアウトする機会もあると思いますが、そういうときに、たかぎさんにとって「入っているとうれしいおかず」や、ついつい選んでしまうお弁当はありますか?
すべての画像を見る(全6枚)たかぎさん:私は昔ながらのオーソドックスな弁当が好きなので、自分で買う場合は焼き鮭や煮物が入っているとうれしいです。ふき、レンコン、タケノコ、とか入ってるといいなぁ。お弁当の種類でいうと「鮭入り幕の内弁当」でしょうか。
テレビ番組をお弁当づくりの参考にすることも
――家族のお弁当を、毎日バリエーションを変えながらつくるのは大変だと思います。おかずのアイデアなど、お弁当づくりの参考にしているものはありますか?
たかぎさん:私のお昼は家でひとりで食べることが多いのですが、そのときテレビをつけるとよく「昼めし旅~あなたのご飯見せてください~」(テレビ東京系)という番組がやっているんです。
だれかがお昼ごはんをつくって食べているところを見せてもらう番組で、気取らず簡単でおいしそうなおかずもよく登場するので、たまにマネしてつくってみることがあります。