自分時間で活力を養うには“攻めの休養”を
すべての画像を見る(全11枚)ESSE読者のアンケートでは、自分時間でしっかり疲れがとれない、ダラダラ過ごして有効に使えていないと感じている人が多いことが判明。貴重な自分時間をダラダラ過ごしてしまったり、やりたいことに挑戦する気力が湧かなかったり…。
「それは、日々の暮らしに追われ、失われた活力を補わないまま過ごしているからかもしれません」と話すのは、休養学の専門家片野秀樹さん。時間を有効に使い、充実した毎日を過ごすためには、十分な睡眠や休息をとることに加え、人との交流などによってストレスを解消したり、軽い運動で血流を巡らせたりといった“攻めの休養”が必要なのだとか。
「こうした休養がたりないと、心身の疲れを感じる原因になります」
次のページで紹介する7つの動物タイプ別のチェック表で、今行っている過ごし方をチェック。チェックが入らなかったり、もっとやりたいと感じるタイプのアドバイスを自分の暮らしにプラスしてみましょう。多様な休み方ができるほど“攻めの休養”につながります。
「自分時間を利用して上手に活力を養えば、心身ともに充電された状態で家事や仕事に取り組むことができ、効率もアップします。さらに、やりたかったことや新しい挑戦を始める余裕が生まれるなど、充実した毎日を送るサイクルができますよ」
自分時間を見直す3ステップ
step1:今の自分時間の過ごし方をチェックする
→次ページのセルフチェックの中で、今の自分時間の過ごし方として当てはまるものをチェックする。
step2:チェックのないタイプのアドバイスを読む
→チェックのないタイプや、もっとやりたいタイプのアドバイスを読んで。
step3:新しい自分時間の過ごし方を考える
→アドバイスを参考に、今の暮らしの自分時間にどう取り入れるかを考える
自分時間に心がけたい3つのこと
<イヤなことはやめよう>
苦手なことや無理なことはせず、体調や自分の気持ちに素直になりましょう。たとえば体を動かすことでも、「痛い」「疲れた」と感じるならやめてOK。
<自分で決めよう>
家族や周りの人に合わせるのではなく、自分がやりたいことを自分の意思で決めて。人と一緒にやることでも、自身に決定権があることが大切です。
<目の前のことに没入しよう>
過去のことを反省したり、未来を不安に思ったり…ということはいったんおいておきましょう。目の前にあることに没頭すると、リラックスできます。