お金の使い方はものの選び方。金額以上に価値高く使う!
お金を使うとは、ものやサービスを選び、手に入れるということ。「なにを手に入れたか」=「お金をどう使ったか」になります。「価値は人それぞれ。せっかく手に入れたのなら、費やした金額よりも価値高く使わないと、もったいないですよね」
●高いものも安いものも「ものは価値高く使う」
「ものの選び方は、そのまま“お金の使い方”。この値段ならいいか、という程度で買うと愛着がもてないことがあったり、はたまた100円ショップの商品でも大活躍してくれて、すごく気に入ったり。いくらで買っても、金額以上に価値ある使い方をしたいですね」
すべての画像を見る(全11枚)靴はお気に入りアキレスのソルボばかり。「自分の足に合っていて履きやすく疲れない靴。それを見つけたら、しめたもの! あとは色違いで持てばいいんです」
1:北欧の陶磁器ブランド、ケーラーの食器。プレーンなデザインで、料理を選びません。
2:英国製の懐中時計スタンドは1万5000円ほど。夫の古い時計がすてきなインテリアに。
3:レデッカーの卓上ホウキ・チリトリセットは8000円ほどで購入。小さなホウキがマグネットでチリトリにピタッと収まります。
4:100円ショップで見つけたプラスチックの仕切り板。冷蔵庫や引き出し、箱の中で大活躍。
5:数学好きの夫にプレゼントしたら大喜びした「数式アート」は各1500円ほど。
6.:牛乳パックでつくる仕切りはコスト0円。どんな細かいものも整理できる、金額では測れない高価値なものです。
数式を図式化して、ペーパークラフトで表現したもの。小さいけど気の利いたギフトになりました。
似合う色を知っていればワードローブの管理もラク
パーソナルカラー診断を受けてから洋服選びがスムーズになったという山崎さん。「コーディネートに悩むことも、余分に持つ必要もなくなりました」 。ワードローブはシワになりにくくて旅行にも便利なイッセイ ミヤケの「ミー イッセイ ミヤケ」や、山形県のリネンブランド「ケンランド」が多いそう。無駄買いがなくなったので、選りすぐった上質なものばかりに。
顔回りを彩るスカーフも、パーソナルカラーに合わせて。牛乳パックの仕切りが大活躍。
『これからの暮らし by ESSE vol.06』では、今回紹介した以外にも、60代以上の暮らし上手さんの「ものの持ち方 手放し方」、後悔しない「終の棲家(すみか)」の選び方、若々しい肌&体をつくる「整え」美容、村上祥子さんの 冷凍パックごはんなど、暮らしに役立つ情報が満載です。