加えて、茶さんと綾菜さんは2年前から“温活”も実施しているそう。
「夫婦そろって、夏でも常温か温かいものしか飲みません。とくに加トちゃんは、一度体を冷やすと温め直すのに莫大なエネルギーを使うから、冷たいものには警戒しています。本人は、『どうせエネルギーを使うなら、内臓の方に』と言っていますね。
そして夜は約39℃のお湯にみぞおちくらいまで体を浸して、40分くらいは長湯しています。熱すぎたら40分も浸かれないことを考えると、39℃は絶妙な温度なんでしょうね。体の芯まで温めたら免疫が上がると聞いて実践しているんですが、加トちゃんは基礎体温が35度2分から36度7分まで上がったんです。もちろん、私の基礎体温も。これには驚きましたね。
おかげで、コロナ禍では周りがコロナにかかっていても、加トちゃんだけ非感染だったことも。インフルエンザも大流行中ですが、いまだ罹患していません。もちろん風邪知らず。免疫が爆上がりしている証かも」
さらに驚くのは、齢80にして「頭がめっちゃ切れること」だと話します。
「『なんですぐ忘れるの？』って、加トちゃんからよく言われるんです（苦笑）。加トちゃんはナビがなくても道を全部覚えていて、私の方がよく忘れてしまうから。
でもなにより、仕事から帰ってきて以前はぐったりしていたのが、今は体の調子がよくて仕事後も疲れが出なくなったこと。それがいちばん大きな変化だと実感していましたね。仕事終わったあとにジムにも行けるし、活動の幅が広がったことがうれしいみたいで。ここ2年間、週に1回ずつ、ピラティスとジムに通ってるんですよ」
食が変わり健康体になったことで、さまざまなプラスな変化が出たというおふたり。人生で今がいちばん健康体で幸せなのだと、笑顔で語ってくれました。
今回紹介した「万能 氷だし」を使った減塩レシピなどについてさらに詳しく知りたい方は、『加藤家の食卓』（アスコム）をご覧ください。
