本格的に寒くなる季節です。衣替えをしたという方も多いのでは? ここでは、ESSEの新しい読者組織「ESSEフレンズエディター」のメンバーで整理収納アドバイザーの宮入京子さんが、「衣替えを自動化するコツ」についてお伝えします。
「衣替えしない」クローゼットは、引き出しを活用
ESSEフレンズエディターに選ばれました、整理収納アドバイザーの宮入京子です。
急に涼しくなりましたね。「着る服がない!」と慌てて秋冬物を引っ張り出してはいませんか? 今回は、私が実践している「衣替えに時間をかけない収納方法」をお伝えします。
すべての画像を見る(全3枚)わが家では、ハンガーにかける衣類と衣装ケースに入れる衣類を分けて収納しています。
●1:自然と「今着ている服」が手前になる引き出し収納
衣装ケースには夏服も冬服も一緒に収納。手前はシーズン物、奥はオフシーズン物を入れているので、通年取り出せる状態になっています。
衣替えをするとしたらは奥と手前を入れ替えるだけ。でも、春や秋になると奥から出した服を着て、手前にしまうので衣替えの時間を取らなくても自然に入れ替わってる状態になっています。
衣装ケースの難点は奥のものが見づらい、取りづらいこと。そこで、奥に季節外の服が自然と集まる仕組みに。季節外の衣類は奥に眠らせたまましまいこまず、旅行に行くときや急に気候が変わったときにはすぐ取り出せます。また、常に引き出しをあけ閉めするので通気性もよし。
●2:ハンガーにかかっている衣類もラクに入れ替え
上のハンガーかけの衣類も、季節の変わり目に「もうこの服は今シーズン着ないな」と思ったら下の衣装ケースの奥に入れていきます。
逆に衣装ケースの奥にある今着たい冬ものをハンガーへ。今着る服を手に取りやすい仕組みにしています。
●3:季節の変わり目はモノを減らすチャンス
オフシーズンの服をしまうときは、意識してその服を向き合います。「来年は着るかな?」「だいぶくたびれてきたな…」。
季節の変わり目だけクローゼットにゴミ袋を置いておき、すぐに服をまとめられる環境にしておくと手放しやすくなります。
●無理せず暮らしの中で衣替えをしていく
衣替えに大きな時間が取れない方や、私のように面倒くさがりな方は、ぜひやってみてください。
「衣替えする日」とか「捨てる日」と大きな行事を決めなくても、生活の中で衣替えは回していく。季節に応じてその日着たいものがすぐ取り出せるような環境を手に入れると、お出かけのおしゃれや毎日の服選びが一段と楽しくなりますね。