お風呂掃除で気をつけたい洗剤の取り扱い方
すべての画像を見る(全5枚)酸性の洗剤は、石けんカスや水アカ汚れに効果的なため、愛用している方も多いと思います。ただ、浴室では塩素系漂白剤も使う可能性があるため、製品のラベルにも記載のとおり、酸性洗剤と決して混ぜないように注意しましょう。混ぜると毒ガスの塩素ガスが発生します。
浴室には鏡や水栓、浴槽など、さまざまなところに水アカが付着します。水アカ汚れには酸性の洗剤が効果的と言いましたが、じつは酸性の洗剤でも落とせない水アカ汚れがあります。水アカ汚れにはおもに2種類あり、酸性洗剤で落とせるカルシウム系と、酸性洗剤でも落とせないシリカ系があるからです。
後者のシリカ系の水アカとは、ガラスや鏡に付着した水アカ。これは硬いスポンジなどでこすりり洗いをして削ぎ落す必要があります。また、水酸化ナトリウムや水酸化カリウムを含むプロ用(業務用)アルカリ洗剤でも、水アカ汚れを落とせます。
ただ、このアルカリ洗剤は非常に強力なため、取り扱いには要注意です。使用するにあたっては、ゴム手袋と保護メガネの着用が望ましいです。また、目線より上の高さで使用する場合は、直接汚れに吹きつけるのではなく、スポンジなどに吹きつけてこすってください。
※浴室掃除の際は、洗剤容器に記載されている表示を確認し、注意点を理解してから使用しましょう