60代にこそ「ロング丈ワンピース」がおすすめ。人気復活の黒レギンスともよく合う
50代、60代と年齢を重ねるなかで、服装や考え方、生き方も無理なく楽しくアップデートしていきたいもの。
そんな風に考える人に向け、自身も還暦を迎えたファッションのプロ・地曳いく子さんが行き着いた、「がんばらない」おしゃれ論をまとめた『60歳は人生の衣替え』(集英社)が今、話題です。
ここでは、60代こそおすすめのファッションについて、抜粋してご紹介します。
●ロング丈のワンピースはOver60も着こなせる
すべての画像を見る(全18枚)このところ、年々丈が長くなっているワンピース。膝丈のものを着なれた世代には、今流行りのロング、ミディ丈やフルレングス丈はちょっとハードルが高そうに見えますよね。
でもご安心ください。じつは、ロング丈のワンピースはOver60マダムにこそトライしていただきたいアイテム。なぜなら、私たち日本人のルーツは着物文化なので、フルレングスの着こなしはDNAに刻み込まれているのです。着物や浴衣感覚で着てしまえば、案外、楽勝でこなせてしまうのです。着物はどんな背格好の人でもそれなりに着こなせますよね? あの感覚です。
私も昨年の夏の初め、H&Mで思いきって花柄のロングワンピースを購入してみました。スタイリストという仕事柄、黒子このような黒無地の服ばかり着てきた私ですが、試着したら意外と似合い、なんだかとても楽しい気分になってきて、気をよくして明るいブルーのワンピースも購入。夏に着倒しました。
お値段も手頃でサイズも豊富なH&MやZARAがある時代にOB-3(オバーサン)になれて、本当によかったです(笑)。
●ロング丈ワンピースと合わせれば、レギンスも大復活
ここでうれしいお知らせ。チュニックトップスとともにトレンド道から脱落したかのように見えたレギンスですが、ここにきてロング丈ワンピースとともに大復活! それも、昔だったら「股引が見えてますよ」くらいの、ちょろっと黒のレギンスがロングワンピースの裾からのぞくのが逆におしゃれです。
この着こなしは、素足とタイツの季節の合間にぴったり。スカートをはくと冷房で冷えてお腹を壊してしまう私ですが、ロングワンピにレギンスでお腹が痛くならなくなりました。
さらにここだけの話ですが、私はひそかに歩行サポート機能つきのレギンスを愛用しています。これは以前フェスに通っていた頃、スポーツ用品店で購入したもので、長時間歩いたり立っていても足が疲れにくい機能つき。
どうせはくなら、足が疲れたりむくんだりしづらいものがいいですよね。Over60は、おしゃれに機能もプラスして、賢く体をサポートしましょう。