不妊治療で再びレス。つらい副作用でメンタルが限界に…
交際期間中から淡泊だった夫ですが、タイミング法のときには2日に1回のセックスに取り組む大奮闘をしてがんばりました。しかし体外受精をすることになると、また夫婦生活がパッタリ途絶えてしまったといいます。
すべての画像を見る(全4枚)「まるで義務から解放されたかのように夫は再びまったく私を求めてこなくなりました。性生活をしなくてはというプレッシャーから開放されて安心したようにすら見えました。体外受精のときはもう私の体が限界で、それどころじゃなくなっていたけれど、薬の副作用で生活や仕事に支障をきたすなかで『この人のせいでどうして私ばかりつらい思いをしなくちゃならないのか』と恨みが募っていきました」
●私はただの「産む機械」なのかな…
この不妊治療中にレスになったことが、気持ち的にいちばんつらかったという京子さん。
「夫との子どもがほしくて一生懸命に不妊治療をしながらも“もうこれ以降の人生、女として求められることは二度とないのかもしれない”という悲しさでお先真っ暗な気持ちでした。特段、性行為が好きというタイプでもないですが、それでもかなり苦しかったです。私ってそんなに魅力ないのかなと。この人にとって私ってなんなんだろう? ただの産む機械なの? ひとりになるとそんなことばかり考えてしまいました」
実際、治療に使うホルモン剤の副作用で、普段よりもネガティブな思考に陥ってしまう女性は少なくないそう。京子さんの場合は、もともとの夫への性に対する不満と絡み合い、その影響がより色濃く出てしまったのかもしれません。