持たなくても、豊かな暮らしを実現するコツ

小笠原洋子さん
団地で一人暮らしをする小笠原さん。持たないルールはしっかりありました
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3LDKの団地に住む小笠原洋子さん。家には余計なものはありませんが、一角にはかつて仕事として関わっていたアート作品や画集がズラリ。窓際には手づくりのモビールが揺れ、センスが感じられます。

「現役時代には、それなりに家具や服も持っていました。でもね、あるとき、大きな洋服ダンスを処分せざるを得なくなって。それで『ものから自由になる解放感』を実感したんです」

そんな小笠原さんの持たないルールを伺いました。

●「持たなくていい」と決めているもの

実家の片づけや引っ越しから学んだ「いるものといらないものを明確に分ける」という考え方。世の中では「当たり前」でも、自分にとって不要なら持たなくていいいと小笠原さんは言います。

・レースのカーテンをやめて窓にモビールを飾る

レースのカーテン

「カーテンはホコリがたまりやすく、洗濯も手間なんです」
そこでメモ用紙でつくったモビールを目隠し代わりにおしゃれさもしっかり演出。

・おおきなタンスを処分。一部を残し、棚として活用

タンスの一部

存在感がありすぎた大きな洋服ダンスは引き出し部分だけ残して処分。「むき出しの天板にクロスをかければ、すてきなローチェストに」

・掃除の手間のかかるマット類は廃止

じゅうたんは廃止

実家のじゅうたんをひとりで処分した苦労から「床にマットは敷かない」と決意。
「なにもなければ汚れてもサッとふくだけでOK」

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73歳、「持たなくていい」と決めているもの。カーテンやマットを処分した理由