捨て活で“着ない服の基準”をつかむ方法
60代の洋服コーデや着こなし、リメイク術を、YouTube「手作りとシンプル生活」で発信している関東在住のpokkeさん。日常コーデや、服の捨て方、リメイク動画が人気です。そんなpokkeさんが考える「60代の捨てるべき服」について伺いました。
●60代になったからこそ手放す服3つ
すべての画像を見る(全16枚)年齢とともに、気分や体型に合った服は変わります。pokkeさんが今の気分や体型と違う服を手放していったら、自身が捨てる服には共通点があることに気づきました。
●1:もったいないから捨てられない服は、結局その後も着ない
たとえば6年前に着たパーティ用のワンピースは、思い入れもあり長年手放すことができませんでした。あるとき「これからは着よう!」と意気込みコーデも考案。しかしその後も、1回しか着ませんでした。
ほかにも4万円のコートも、もったいなくて捨てられずにいました。しかし新しく無印良品で買った8990円のコートを着てみたところ、無印のコートの方が軽く、すぐ好きになったそうです。
これらの体験から、「もったいないと感じても、今の自分の気分でない服は結局着ない」ことを実感したそうです。
●2:衿ぐりが開いて落ちる服は、面倒になるから手放す
衿ぐりが大きく開いた、ずるずると落ちやすい服もたくさん処分したpokkeさん。
以前は着用時、服がずれたときには都度直していました。しかし今では、その手間さえ面倒だと感じるように。「以前はできたおしゃれのための我慢が、だんだんできなくなってきました。同じように重い服も、もう難しいです」とpokkeさん。
今は同じように鎖骨が見える服でも、タンクトップのようなピタッとしたずれない服を愛用しています。上から羽織ものをかけて、ヘルシーに着こなしています。
●3:ぴったりした服は、着ていて心地よくないから捨てる
以前はぴたっとしたトップスに、ふんわりしたスカートを合わせるのが好きだったpokkeさん。
しかし最近では、タイトめのトップスや、お腹まわりがぴたっとした服は気分ではなくなりました。代わりにお腹をカバーできる、ゆとりがあるトップスを好むように。
ほかにも体重が変わらなくても、年齢とともに下がりやすいと言われる二の腕部分や脇部分。pokkeさんもこのあたりがきつく感じる洋服は、手放したと言います。
新しく服を買うときも、試着時に腕をぶんぶんと回すなどして、きつさや動きにくさがないかを確認します。