主菜は決まっても主菜に合わせる副菜が思いつかない、という悩みをもっている方が多いのではないでしょうか。人気日本料理店「賛否両論」店主・笠原将弘さんは副菜をつくろうと思ったとき、真っ先に卵を思い浮かべるのだそう。卵はどんな素材にも合い、どんな調理法でも主菜に負けないくらいおいしいというのがいちばんの強みという笠原さんに、簡単で手軽に作れる副菜レシピを教えてもらいました。
「卵」を使った、副菜のレシピ2つ
今回紹介する笠原将弘さんのレシピはどちらとも卵と混ぜて焼くだけでとってもシンプル。簡単なので、ぜひ日々の副菜レパートリーに加えてくださいね。
●シイタケの卵炒め
すべての画像を見る(全2枚)よく炒めたシイタケがうま味の素! 2素材でも大満足。
【材料(4人分)】
- 卵 3個
- シイタケ 8枚
- A[水1/4カップ 砂糖小さじ2 しょうゆ小さじ1]
- サラダ油 大さじ2
- 塩、粗びきコショウ(黒) 各少し
【つくり方】
(1) シイタケは軸を除き、半分に切る。
(2) 卵は溶きほぐし、Aを混ぜ合わせる。
(3) フライパンにサラダ油を中火で熱し、(1)を入れる。塩をふってしんなりするまで炒めたら、(2)を流し入れる。半熟状になるまで炒め、コショウをふる。
●ホウレンソウとハムの卵焼き
ひと口サイズのお焼き風。お弁当にもぴったり
材料(4人分)
- 卵 4個
- ホウレンソウ 1/3束
- ハム 5枚
- A[薄口しょうゆ大さじ1 みりん大さじ1 砂糖小さじ1 粗びきコショウ(黒) 少し]
- サラダ油 大さじ2
【つくり方】
(1) ホウレンソウとハムはみじん切りにする。
(2) ボウルに卵を溶きほぐし、Aを加えて混ぜ、(1)も加えて混ぜ合わせる。
(3) フライパンにサラダ油を中火で熱し、(2)を一気に流し入れる。木ベラでゆっくり混ぜながら、半熟状になるまで加熱する。木ベラでざっくりと8等分に分け、それぞれ両面を焼きつける。
笠原将弘さんの毎日の献立づくりに役立つ『笠原将弘の副菜の極み158』(扶桑社刊)はただいま発売中。