70代からの台所は「そこそこ」でよし。60代と大きく変わったこと
『70歳からの軽やかな暮らし 今ここにある小さな幸せを大事にする31の知恵と工夫』(PHP研究所刊)より、石黒さんの年齢を重ねてからのキッチンの工夫をご紹介します。
●こぎれいな台所、こざっぱりした身支度に笑顔
すべての画像を見る(全9枚)仕舞い忘れがひどい。雑巾が必要になってストックを出しに納戸の引き出しを開けたら、隅から何年も前に手づくりしたキッチンブラシが出てきました。
どうしてここに入れたのかさえ思い出せません。今使っている手づくりより遥かにデザインも仕上がりもいい。とっておきにと、入れておいたのだろうけれど、そのまま忘れてしまったのです。その後にいくつもつくりました。
部屋の引き出しは1年でぐるりと整理するので、何年もしまい忘れたまま、ということはないのだけれど、納戸の引き出しは日用品のストックと息子のものだけなので、点検の必要を感じていなかったのです。これでは、つくった意味がない。つくったものは見えるところに置く。猛省しました。