シャンパンを飲みながら、酔った勢いで…
当時、流行していた会員制のSNSサービスに友達が招待をしてくれて、趣味の「シャンパン好き」が集まるコミュニティーに参加。そこで知り合ったAさんという商社マンの男性と関係をもってしまいました。相手は私より3つ上。向こうは独身でした。
すべての画像を見る(全5枚)酔った勢いで「20歳年上の夫と結婚したんだけど、じつはEDだったの。結婚してからずっとレスなんだよね」と話したら、流れでそういうことに。けれど、私はこうなることを望んでAさんに打ち明けたのかもしれません。
●20代の私に「なし」の生活は辛すぎた
夫は話し合いのテーブルにすらつこうとせずに逃げてばかり。母親にも気持ちを理解してもらえず。友達に相談しても結婚前にちゃんと確認しなかった私が悪いと当然のように責められて…、もういろいろ疲れてしまっていたのです。
Aさんから求められたときは救われた気持ちになりました。人生をリセットしたい。本気でそう思ったのです。
●「してくれる」不倫相手にどんどんのめり込んでいく私
久しぶりすぎる行為に、心も体も満たされていきました。ラブホではなく、都心の夜景が見渡せる高級ホテルのお部屋を取ってくれたこともうれしかったです。不倫関係なのに、Aさんは本気で私を愛してくれているんだと感じたのです。
それ以降、私はAさんの部屋に通うようになりました。会社まで歩いて通勤しているという都心のマンションで一人で暮らしていたAさんが「狭いけれど、いつでも来ていいからね」と鍵を渡してきたのです。「あぁ! 彼女になれたんだ」と人妻であることを忘れて舞い上がってしまいました。
こうして、不倫相手の部屋に通う生活が続いたある日、「してくれる彼氏ができたから、もう私と別れてほしい」と夫に告げました。私たちの結婚生活はこのとき既に破綻していたのでしょうね。しかし、夫はまたしても話し合いの場から逃げてしまったのです。