リビングの隅にさりげなくあるフォトスタジオ
すべての画像を見る(全27枚)家族3人がいちばん長い時間を過ごすダイニングは居心地のいいコンパクトな空間。構造が表しになった天井には将来的に板を張る予定もあるのだとか。
日常ではリビングとして家族の憩いの場となるフォトスタジオ。壁に当てた間接照明が、夜にはより深いくつろぎへと誘います。
フォトスタジオの反対側にあるダイニング部分。天井が一段上がっていることに加え、南側のスタジオ部分とは床の材質が異なるため、こちら側を使って異なる雰囲気の撮影を行うこともあるのだそう。
妻が設計段階で細部の寸法までこだわったキッチン収納。そのかいあって、食器などがきれいに収まっています。
「家の隅ではなく、中心にキッチンを配置したのは、常に子どもの様子が見られるようにしたかったから」と妻。
2階の主寝室。階段の向きを変更したことに伴って、出入り口を新設し既存の入り口を書斎コーナーに変更しています。床は構造用合板を用いました。
森の豊かさを思わせる、杉の香りが印象的なフローリングに変更された子ども部屋。天井と壁は既存のままですが、モダンな雰囲気に。
この家のデータ&使われている素材と設備
敷地面積/90.38㎡(27.39坪)
延床面積/82.80㎡(25.09坪)
1階/48.86㎡(14.81坪)
2階/33.95㎡(10.29坪)
用途地域/第1種低層住居専用地域
建ぺい率/60%
容積率/100%
構造/木造軸組工法
素材
[外部仕上げ]
外壁/塗装仕上げ
屋根/ガルバリウム鋼板縦ハゼ葺き
[内部仕上げ]
1階 床/オーク突き板フローリング、一部フレキシブルボード 壁/塗装、一部構造用合板 天井/既存梁表し、一部塗装
2階 床/構造用合板、杉 壁/既存 天井/既存
設備
厨房機器/オリジナル
衛生機器/TOTO
窓・サッシ/既存、一部YKK AP
設計/岡山 森、岡山輝子(おかやま設計室)