クローゼットを寝室と切り離して、ぐっすり眠る

生活感がとても出る場所なので、寝室の奥にクローゼットを設ける間取りも多いと思います。以前住んでいたマンションの間取りもそうでした。しかし、この間取りだと、たとえば夫婦の生活リズムが異なるような場合に不都合が生じます。

以前のマンションの生活では、朝が早い筆者と、起きるのが家族でいちばん遅い夫の間で問題が。寝ている夫のそばで、何度もクローゼットを行き来する筆者の気配が、夫の安眠をジャマしてしまうことが度々ありました(女性は、なかなか服が決まらないものです)。

一方、夜はというと、筆者や子どもが寝静まってから、帰宅した夫が寝室奥のクローゼットで物音を立てる…という状況に。

しかし、クローゼットが寝室の切り離された、今のわが家の間取りならば、こうした心配はなし。「気持ちよく寝ていたのに起こされた」「もしかしたら、家族を起こしてしまうかも」といったストレスから、夫婦ともに開放されました。

 

5人家族で、5畳のウォークスルークローゼットは狭い!

パンパンのクローゼット
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わが家のウォークインクローゼットのサイズは5畳。クローゼットとしては大きめだと思います。しかしながら、ファミリークローゼットとして家族5人で使うのには小さかった!

そもそも、なんで5畳になったのかというと…間取り上そうなっただけで、当初は「4畳以上なら大丈夫だろう」と漠然と考えていました。

なんせマンション時代のクローゼットは、1.5畳程度。この大きさで収納できる量は、夫婦2人分の洋服が限界。寝室の押入れ、子ども部屋のクローゼットなどを使って、家族の洋服をバラバラの場所に収納していました。

そんな環境でしたので、4畳もあれば収納は問題ないだろうと思っていたのです。間取りの都合上で5畳とさらに広くなったので、「むしろスペース余るんじゃないの?」と、たかをくくっていました。

引っ越し時に、大量に処分をしたものの、家族5人の服を5畳のクローゼットに収納するのは至難の業。なんとか収納グッズを駆使して、収納しています。できることなら8畳ぐらいは確保しかったと思います。

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