クローゼットを1つにまとめて、洗濯動線もスムーズに

最近では、ランドリールームとクローゼット直結の間取りをよく見かけるようになりました。筆者も理想の間取りだと思っていました。

しかし、わが家の場合は、スペースを確保することが難しかったため、できる限りランドリールームの近くに、クローゼットを配置することに。

 

洗濯動線を重視
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とにかく、洗濯動線を重視。シンプルな洗濯動線になるよう、クローゼットの数を1つにしました。

そうすることで、衣類の収納場所が集約され、あちこちにしまいに行く手間がなくなります。

 

ランドリールームに近い出入口は扉がない

ランドリールームに近い方の出入り口は、あえて、扉の設置をしていません。

わが家はランドリールームで衣類を乾かすときに、ハンガーを使っています。乾いたらそのまま、クローゼットのハンガーパイプにかけるという習慣に。その移動の際、両手にたくさんの服を抱えることになるので、扉がジャマになると思ったのです。

実際に暮らしてみても、やっぱり扉をなくして正解でした。もし、扉をつけていたとしても、ほぼ閉めることのない扉になっていたでしょう。

じつはリビング側の扉も普段は、あけっぱなしにしています。エアコンをつけたときくらいしか、閉めることはありません。

 

家の中心にクローゼットがあると着替えもスムーズ!

リビングから見たクローゼット

家族は朝起きると、みんなリビングに来ます。子どもたちに着替えるよう促すと、子どもたちはすぐに隣のクローゼットへ。リビングにいる筆者も、洋服を選ぶ子どもの様子が確認しやすく、声もかけやすいです。

 

クローゼットのでっぱり部分

ウォークインクローゼットは着替えの場所としても便利です。じつはわが家のリビングには大きな窓があるため、プライバシー面で少し心配が。

しかし、ウォークインクローゼットの死角を利用すれば、外からの視線を気にすることなく、着替えられます。また、その際も、筆者はリビングにいる子どもの様子がわかるので、とても安心。

外出をして帰ってきた際も、家の中心にウォークスルークローゼットがあることで、自然な流れでアウターをしまいに行けます。

また、冬のとくに寒い日に、部屋用のアウターを、すぐに取りに行けたことも助かりました。