●助けてもらえることは、周りの人に助けてもらう

常にアグレッシブな前田さんですが、その元気の秘訣はいったいなんでしょうか?

草刈さん、前田さん
今年からアンバサダーとして加わった草刈民代さんと一緒にトークイベントを開催
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「まず、精神的にも肉体的にも健康でないと『元気』のことは考えられないですよね。健康を維持するためにも、自分自身をもっと知って、自分でやれることは自分でやり、たりないものは専門家に頼ったり、サプリメントで補う。たとえば、自分で食事をつくって楽しむとか、そういう時間を過ごすこともとても大事です」

また、前田さんは、もしなにか起こったときに備えて、ジム通いでご近所の皆さんとおつき合いをし、常に行き来できる状態をもつことを大切にされています。

「そのなかから教えてもらうことや、みなさんがどういうことを考えてるのか、今の年齢の方がどんなことを心配して生きているか、早く知ることにもなりますから」

昨年出演した『ピピン』では、一緒にジムに通っている方々に初めて舞台のお誘いをしたそうです。

「それまではお声がけすることによって『行かなくちゃ…』と思われるのもとってもいやだったので、お好きな方にだけおまかせしていました。でも、『ピピン』だけは、空中ブランコのシーンなどもありましたし、『私の年齢でも、やろうとすればこういうことができるのよ!』というのを実感していただきたかったんです。

勇気づけたい、楽しんでいただきたいというのが私の仕事のモットーでもあり、根底にある。日々つらいことやいやなこともあるけれども、持続してなにかをやり続けることのすばらしさをぜひ皆さんにわかっていただければうれしいです」

この『ピピン』での経験を通して、前田さん自身も『人間なんでもやろうと思えばできる』と感じたそうです。とはいえ、新しいことを始めるのに少し臆病になってしまったり、できないことにへこんでしまうこともありますよね…。前田さんも、落ち込んだりすることはあるのでしょうか?

「落ち込んだりすることはもちろんあって、マネージャーにぶつかったり、ブツブツ文句をいったりしますよ(笑)。でも、言ったことだけで人間って救われて、スッとすることもある。だから、そういう人たちを自分のまわりにたくさんつくって、自分だけで考えないで、助けてもらえることは助けてもらってます。楽天的なのかもしれないけど、人間が生きていくためで、いちばんの幸せなことだと思うんですよね。だからそういう仲間やお友達をもつことは大切です」