3つの家電を手放したら、暮らしに楽しみが増えた
炊飯器、トースター、コーヒーメーカーを手放したあとも、使ってみたいと思うキッチン家電はありました。しかし、筆者にとっては便利な家電を使って料理することよりも、料理をするときのスペースが広いことのほうが重要なので、購入には至りませんでした。
また、3つの家電を手放したことで、スペースが広くなったこと以外にも、よかったことがありました。
●丸洗いできて簡単に清潔さをキープできるようになった
すべての画像を見る(全8枚)炊飯器を使っていた頃も、内ブタと内釜は使うたびに洗っていました。しかし、細かいパーツは洗うのが面倒なので、数回に一度しか洗っていませんでした。トースターも、取りきれないパンくずが残っていて、決して清潔とはいえませんでした。
その点、土鍋も魚焼きグリルも丸ごと洗えるので、毎回気持ちよく使えます。
●上達する楽しみがある
土鍋ごはんは、水加減と火加減の組み合わせ次第で、おいしさが変わってきます。水温やお米の種類を変えてみると、味の違いが微妙に変わることにも気づくように。自分なりに工夫して、上手に炊けたときのおいしさは格別です。
コーヒーも、ハンドドリップでおいしく入れるための試行錯誤を、日々楽しんでいます。
子育て期のように時間に追われて、料理をすることから解放された50代の今。必要だと思っていたものを処分することで、キッチンが使いやすくなっただけでなく、暮らしに楽しみを見つけることができました。
あるのがあたりまえだと思っていたものを見直してみると、新しい発見があるかもしれません。