●著者の場合のカラーパレットとクローゼット
それでは、私の例を紹介します。
すべての画像を見る(全17枚)ベーシックカラー:ブラウン、グレー、ベージュ、ブラックの4色
アクセントカラー:パープルピンク
服には絶対に使わない色:白
ここで、基本の色、アクセントカラー、使わない色を決めました。
そこで導き出され、このクローゼットになりました。ベーシックカラーだけで組み合わせてもいいし、アクセントカラーの色合わせがわからなければ、ほかをすべてベーシックカラーにすれば失敗しにくいです。しかも、買いものをするときにも時短になります。
服を買いにいくと、どれも素敵で目移りしてしまいますよね。でも、色を絞っておけば、お店を見たとき、消去法で「これは買わない」と決められるようになるのです。
●やめる色を決められない!そんなときのポイントは「顔色」
さて、服には絶対使わない色も決めておきましょう。迷うときの選び方にはポイントがあります。それは、人から「顔色が悪い」と言われた色をやめること。
もっとも確実なのはパーソナルカラー診断を受けることです。
でも、受けられなくても大丈夫! 簡易的な判断基準があります。用意するものは自分が写った写真。これを見るだけでわかります。ぱっと見たとき、顔には目にいかず、服に視線が誘導される写真はありませんか? その場合、似合わない色の可能性が高いです。
じつは私が「白い服」をやめたのはこの顔色の悪さが理由です。もちろん「似合う白」も存在しますが、探すのには時間と手間がとてもかかります。
思いきって「白い服」をやめたところ、とても快適でした。白の代わりには「薄いグレージュ」や「薄いベージュ」を使っています。もちろん、顔まわりから離せば、顔色は問題ないのですが、白は膨張色なのでボトムスに使ってみてもいまいち好きになれませんでした。あなたにも、こういう色はありませんか?