どうしても違う色も着てみたい人の解決策2つ

ここでは服の色を絞るお話をしましたが、どうしても違う色も着てみたい! と思う方もいらっしゃると思います。そこで、そういったときの解決策を紹介します。

(1) 特別なときの服にする。コーデを考える必要がないから迷わない!

違う色を着たい
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卒業式、入学式、結婚式、お祭りといった特別なときに着る服は、ほとんどが「それ1セット」で完結します。だから、色合わせを考える必要がありません。

たとえば私は、ふだんは着ないネイビーのツイードジャケットを卒入学式用に用意しています。また、結婚式に参列するときのドレスはブルーです。子どもの七五三などで着物を着るときは、レンタルにすることでその時々で違う色を楽しめるように。

(2) 靴・小物で取り入れる→全身ベーシックカラーの日なら、迷わず使える!

小物

絞っていない色を使いたいとき、私は靴や小物で取り入れます。全身ベーシックカラーの日だったら、色合わせに迷わずに使うことができます! たとえば私は、クローゼットにはないマスタード色のサンダルや、ブルーのスマホポーチなどを持っています。

ここを絞ると、着回しがしやすくなる!

着回しがしやすくなるコツとして、以下の選択肢をしぼっても、とても楽になります。

●「形」を絞ろう

同じように、服の「形」も絞ったことで、着回しがとてもしやすくなりました。たとえば、スカートは基本的に長めのフレアスカートしか持っていません。パンツスタイルはほとんどしないのですが、子どもの運動会などでどうしても必要になったときは長めのトップスにスキニーパンツを合わせるコーディネート一択に落ち着きました。

●「定番」を絞ろう

雑誌を見ていると「これだけは持っておくべき服!」というものがいろいろありますよね。たとえば白いシャツ、デニム、黒のスキニーパンツ、ボーダーのトップス、ジャケット、シャツワンピースなどなど。以前はひと通り揃えていたのですが、それを着た自分を見て、がっかりしました。ほかの人が着ていたら素敵なのもあって買ってみたのですが…。せっかく買ったのに、結局「着ない服」の仲間入り。だから、定番と言われているものもすべて持つ必要はなくて、その中から「着ていて楽しい服」だけに絞るようにしました。上記の中で持っているのは「黒のスキニーパンツ」だけです。

●衣替えで服を減らそう

最後に、冬から春へと服が切り替わる前に、今の手持ち服を見直した様子を紹介します。

これが見直し前(左)と後(右)のクローゼットです。

クローゼット比較

今回は新しい試みをしようと思っていました。それは「黒トップスを絞る」ことです。私は白いトップスも苦手ですが、黒いトップスもどうも顔色が悪く見えて気になっていました。ただ、こちらは好きな色ではあるので、完全にやめたいわけではありません。そこで、クローゼットの3分の1近くを占める黒トップスを3着まで減らしてみることに!

どれも「生きた服」ではあるので悩ましいです。こういうときは「期限つき保留」。

一旦しまい込んでみて、次のシーズンに「使わなくてもぜんぜん大丈夫!」と思ったら処分するつもりです。

手放し検討

白トップスをやめたときと同じように代用方式でいこうと思っていて、これからもし買い替えるとしたら、こんなふうにチョコレートブラウンになっていくと思います。

みなさんもぜひ、服に迷ったとき、このような選択肢でクローゼットを整えてみてくださいね。