●ムードもへったくれもない営みに萎えた夫

「こんな大事なときになんなの!」と怒りがこみ上げてきました。が、夫もプレッシャーを感じてかなりあわてている様子。「排卵が来るのに!」と二人で焦れば焦るほど、できなくなってしまって。
不妊治療をしたわけではありませんが、私が婦人科でピルや排卵のことを相談したり、仕事を調整したりして挑んだ妊活のための行為が、夫には耐えられなかったようです。夫も就職して、新しい環境の中で精神的に負荷が大きかった時期だったことも影響していたのかもしれません。

ムードもへったくれもない営みで失敗してしまった私たち。夫が心に負ったダメージは私が想像していた以上に大きかったことを、このときはまだ知る由もありませんでした。

●女性は演技でできるけど、男性は無理

失敗する夫
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その後も、夫との行為はなかなかうまくいかず。「子どもが欲しいのに、どうして…!」「これくらいやってよ!」と苛立ってしまうこともありました。

女性は気持ちがのらなくても演技でなんとかできたりしますが、男性は体が反応しなければ物理的に無理なんですよね。
そんなこんなで3か月。試行錯誤をしながら、排卵日にタイミングをとることだけに集中し、無事に妊娠することができたのです。

しかし、着床してウキウキする私とは裏腹に、夫のEDが悪化してしまったお話はまた次回したいと思います。

◆次回のお話はこちら!

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