2か月10キロ減も。おからヨーグルトダイエットのここがすごい
食事でやせたい人におすすめなのが 「おからヨーグルト」ダイエット。おからを乾燥させて粉末にした、おからパウダーをヨーグルトに混ぜて食べるだけ。その効果について、ダイエット外来医師の工藤孝文先生に詳しく伺いました。
すべての画像を見る(全13枚)●話題の「おからヨーグルト」ダイエットで、食べやせへ
「おなかがすいたときに食物繊維が豊富なおからパウダーを加えたヨーグルトを食べれば、おなかの中で膨らんで食べすぎを防止。また、食物繊維があとから入ってくる糖質の吸収を抑えてくれますよ」と、工藤先生。
ヨーグルトの乳酸菌とおからの食物繊維の組み合わせは、天然の“やせ菌”とも言える「短鎖脂肪酸」を増やす効果もあるのだそう。
「短鎖脂肪酸が多いと、糖や脂肪が脂肪細胞に取り込まれにくくなることが最近の研究でわかってきました」
この方法で、2か月で10kg以上やせた人も多いというから驚き! ぜひお試しを。
●おからヨーグルトのつくり方
おからパウダー大さじ2、無糖ヨーグルト大さじ8をよく混ぜ合わせるだけでOK。
ベリー系のジャムを少量か、キーウィ、バナナなどの果物やナッツ類、黒ゴマなどを加えても。
●おからパウダーのココがすごい!
・大豆ペプチドで体脂肪を減らす
・低カロリーなのに食物繊維たっぷり
・大豆タンパクで筋肉増に
大豆からできたおからには、筋肉の材料となる良質なタンパク質が豊富。また、大豆ペプチドの働きで血流がよくなり、基礎代謝がアップしてやせやすい体に導きます。さらに、栄養豊富なのに低カロリーで低糖質と、ダイエットにいいことずくめ。パウダータイプなら食べやすく、日もちがするので、手軽に取り入れられます。
●こんなとき食べるのがオススメ!
・食前
・おやつ代わりに
・小腹が空いたときに
食前や食間の空腹時に食べると、満腹感が得られて無理なく食事量が減らせるので、ダイエット効果が高まります。甘いものが欲しいときも、まずおからヨーグルトを。食事は、肉や魚などのタンパク質を抜かずに、バランスよく食べることを心がけて。
●アレンジして料理にも使える
おからヨーグルトをドレッシングに加え、生野菜やゆで野菜にかければ、ダイエットにぴったりのサラダに。ほかにも、白あえの衣にしたり、みそとの相性がいいので、肉や魚のみそ漬けのタレに加えるなどアレンジして使えば、おいしくダイエット効果アップですよ!
50代でもマイナス11kg。年齢関係なく「しっかり」やせる3つのコツ
年齢を重ねるごとにやせにくくなったと感じていらっしゃる方も多いのでは? そこで、今回は料理研究家でダイエットカウンセラーのおにゃさんに、年齢関係なくダイエット時に気をつけることを教えてもらいました。
●50代でも「しっかり」やせる3つのポイント
年をとると基礎代謝が低下して食べていないわりに太ったり、なにをしてもやせられないなんてことはありませんか? なかには健康診断で、脂肪肝、血圧、コレステロール値、中性脂肪が高め…と、体にも影響が出てきたりして、このまま太っていったらどうしようとお悩みの方もいらっしゃると思います。
私の主宰するダイエットプログラムでは、アラフィフ、アラカンの方も多いのですが、食事やライフスタイルを整えることで、しっかり食べながら健康的に10kg以上やせた方がたくさんいらっしゃいます。
今回は、こんにゃくだけ食べても3kgしかやせられなかったのに(!)、食事とライフスタイルを整えて4か月で11kgもやせた、ちかこさん(56歳)を例に、どんなことに気をつけてやせていったのかをお伝えしたいと思います。
●1:水分をたくさん摂取するようにした
健康的な体を維持するために水分補給は必要です! でも、水を飲まない方が非常に多いんです。なかには、お水は飲まず、お茶、ジュース、アルコールで水分補給をしている方も…。
ちかこさんは、夕方になると靴下の跡がくっきりとついて足がパンパンになる程むくみがひどかったのに、「水を飲むとむくむからお水は飲みたくない」と思って、お水をまったく飲まずにトイレは1日に3回~5回しか行かなかったほどでした。
でも、むくみの主な原因は、水分量ではなく血液循環の不良。それを取り除かなければ、むくみは改善しません。食事を改善して、お水をたくさん飲むようにしてもらってからは体のむくみがとれていきました。
●2:3食違うものを食べるようにする
テレビや雑誌などで、体にいいと言われる食材が出てくると、そればかりを食べるようになったり、固定観念で、「自分にはこれが合っている!」と思い込んでいたり、やせるからと思って低カロリー商品ばかりを食べていたり。
好物だから、家族が好きだから…と、同じものばかりを食べていませんか? 私も昔は、便秘にいいと思い込んで、バナナやヨーグルトばかり毎日食べていました(しかしまったく便秘解消にはつながらず…笑)。
どんなに栄養価が高くて体にいいと言われるものでも、同じものばかりを摂っていると栄養不足になってしまいます。そこで、ちかこさんは、平日に朝と昼が同じようなメニューになってしまったら、夜は必ず違うものを食べる、休日は3食違うものを食べることを徹底したそうです。
私のオススメは、スーパーに行ったら、前回買ったものではないものを買うこと。いろいろな食材を買った方が、食の楽しみも広がりますよ。
●3:その甘いもの、今必要?と自問する
ダイエット中でも甘いものは食べたくなりますよね。これまでお菓子をご飯の代わりに食べていたり、間食が多く間食癖がついている方はなおさらです! そういうとき、ちかこさんは「これは今食べなければいけないものなの?」と自分に言い聞かせていたのだそう。
人が甘いものを食べてしまうタイミングとして、習慣、ストレス、疲れ、口寂しさ等が挙げられます。それは、体が欲しているわけではなく、脳が欲しているだけです。
とくに習慣化していて、なんとなく食べている場合は、習慣を断ち切ることも必要になります。自問自答は、とてもいいアイデアですよね!
自分にも当てはまるな~と思った方は、ぜひ参考にしてくださいね!