「置き家具がいらない」にこだわりすぎて後悔
すべての画像を見る(全8枚)全体的に満足度の高い「置き家具のいらない収納計画」のなかで、唯一後悔しているのが、脱衣室の収納。洗濯機の横につくりつけで収納を設置しました。しかし、スペースの関係でとても幅が狭く使いにくいのです。
壁の分ロスが生じた結果、収納の間口は22㎝程度。造作ではなく、あとから収納棚を購入して設置することにすれば、幅40㎝程度の収納家具が置けたはず。
設計担当者にも「狭くなるけれど、大丈夫ですか?」と確認されていたのに、押しきってしまい、自分たちで収納量を減らす結果に。後悔が残ります。
つくりつけ収納は、設置場所や用途に注意
つくりつけの収納にしてしまうと、将来変えたくなっても、それができなかったり、おおごとになったり。実際に筆者宅では、脱衣室の収納で後悔するハメに。
収納をつくりつけにして後悔しないためには、場所や用途をしっかり検討しておくしかありません。自分たちの生活のパターンや癖、動線などをしっかり考慮した収納計画が必要だと実感しています。
「置き家具のいらない収納計画」をポイントに家づくりをした筆者。全体的に自分たちの理想とするすっきり広々とした空間を手にすることができました。加えて、掃除機をかけやすく、ホコリの悩みも少ない、「掃除の手間をなるべく少ない生活」も実現。暮らした2年間を振り返ってみて、とても満足しています。家づくりのひとつの参考にしていただけるとうれしいです。