洗濯家事動線は、例外的にLDKの広さよりも優先
すべての画像を見る(全6枚)わが家は「広いLDKをつくること」を重視しましたが、もうひとつ譲れないことがありました。それは家事のしやすさ「洗濯動線をよくすること」です。
わが家は1階に、洗濯機・洗濯物干し場・ファミリークローゼットをまとめています。このことで洗濯の動線は、フラットになりコンパクトに。洗濯は毎日するもので、洗濯のたびに階段の上り下りをするのは面倒です。
洗濯物干し場の位置は、キッチンの真後ろ。広さは1畳強あり、じつは、もしもこの洗濯物干し場分の広さをLDKにあてれば20畳以上になりました。
しかし、LDKの広さによる快適さと、洗濯がラクになる機能面での快適さの両方を実現したい。そう考えて行きついたのが19畳のLDKという訳です。
欲しいもの優先のため、吹き抜けと和室はつくらず
わが家は各階32畳にいろいろ詰め込みましたが、それでも採用しなかったものもあります。シューズクロークなどの土間収納、吹き抜け、和室などです。採用しなかった理由は、わが家のライフスタイルには必要なかったため、それよりも優先させたい項目があったからです。
家づくりでは、自分たちのライフスタイルと優先することを明確にすることが重要だと思います。これらが明確だと、間取りや設備の優先順位をつけやすく、取捨選択もしやすくなります。これから家づくりをされる方は、ひとつの事例として参考にしていただければと思います。