お歳暮の季節です。お歳暮やプレゼントは、いざとなるとなにを贈ればいいのか悩ましいことも。「相手にとって必要なものをあげる・もらうのがシンプルでよいと思います」というのは、アラフィフのミニマリスト・本多めぐさん。その方法を教えていただきました。

関連記事

50代の「小さな節約」。食品用ラップをやめて代わりに使っているもの

贈りもの選び。親しい間柄なら直接希望を聞くのが最善!

お歳暮のシーズンですね。なにを送るか迷ったり、または欲しくないものをいただくこともあるのではないでしょうか。
わが家は、親しい間柄の相手に対し事前に欲しいものを聞いて、リクエストされたものを贈るように変えました。これで手間が減ってラクになり、お互いに必要なものが手に入るというよい変化がありました。
今回は、贈答品のやり取りの工夫について紹介します。

 

●あれこれ悩まず、本当に欲しいものを届けられる

チーズケーキ
北海道で有名なルタオの「ドゥーブルフロマージュ」。お中元のときにリクエストしていただきました
すべての画像を見る(全3枚)

今年は、母がスマホを持ったことをきっかけに家族間でLINEを始めました。母にお菓子を贈る際、希望を聞くと「六花亭の和菓子がいい。日持ちして仏壇に置けるやつ」と細かく指定してきます。そうすると選ぶのも大変ラクです。
「ダイエット中だから量は少なくていい」というコメントがつくことも。ささいな希望を聞けるのも、文字で気軽にやりとりできるお陰ですね。

贈りものは、毎年続くとだんだんネタも尽きてワンパターンになりがちです。とくに高齢の母は、電話で聞いても欲しいものがパッと思いつかず、結局「なんでもいいよ」と言われることが多かったのです。

しかしLINEなら、いつでも思いついたときに伝えられるようになったので、具体的に欲しいものをリクエストされるように。こちらとしては探す手間も省け、もらう方は好みに合わないものをもらうこともありません。気を遣わない間柄は、ストレートなやり取りが無駄がなくていいなと思っています。
お誕生日や母の日のプレゼントもこういうやり取りが楽しく、ラクかもしれません。

ちなみに、義理の両親に対しては、夫と相談して選んでいます。たいてい定番のお花、お酒、スイーツに落ち着いてしまうのですが。自分の身内は直接聞いても、義理の父母にはすこし抵抗があるので…関係性の近い人に限られますね。

 

●LINEギフトは気軽なプレゼントに活用

最近はLINEギフトが充実しています。スターバックスのドリンクチケット、コンビニのお買物券、サーティワンアイスクリームやミスタードーナツの数百円のギフト券など、気軽に手に入るものがそろっています。
本格的な、数千円のお肉のギフトやスイーツギフトなどもあります。

LINEの画面。
LINEの画面。プレゼントを贈るのも、お礼のやりとりも簡単

先日、友人にちょっとしたプレゼントを贈る機会がありました。そのとき、相手に直接なにがいい? と聞いてみると、「サーティワンアイス」が欲しいとのこと。LINEギフトのチケットで送りました。
相手の住所などを入力する必要なく、こちら側は支払いの手続きだけで終了です。簡単!

LINEギフトで購入できるブラックサンダー
LINEギフトで購入できるブラックサンダー。コーヒーと共に

ネット上だけで繋がりがあり、住所や本名を知らない相手に送りたいときに、LINEアカウントがわかれば届けてくれるので便利なんです。LINEギフトは、気軽にチョコ1個、コーヒー1杯からプレゼントできます。