「うどんで日本を元気に」のCMでおなじみの丸亀製麺。低価格でおいしいうどんが食べられると、子どもから大人まで人気ですよね。さらに、最近では中国に再進出するなどのニュースでも話題で、もはやそのおいしさは日本だけではなく世界共通となりつつあります。
丸亀製麺×TOKIOの“共創”で誕生した「至高の1杯!」
すべての画像を見る(全14枚)釜揚げうどんをはじめとした定番商品はもちろんおいしいのですが、忘れてはいけないのが、こだわりしかない“期間限定”メニューです。そこで今回は、11月29日に発売した「俺たちの豚汁うどん」を、自他ともに認める丸亀製麺好きのESSEonline編集部員が熱くレポートします!
●伝説の「トマたまカレー」に続くメニューになるのか…
じつは今回ご紹介する「俺たちの豚汁うどん」は、丸亀製麺と株式会社TOKIO松岡さんの共同開発から生まれた第2弾の商品。
第1弾の「トマたまカレーうどん」は、昨年9月に期間限定で発売した大人気メニューです。そのやみつきになるおいしさから、累計150万食を達成! 惜しまれつつも販売を終了したのですが、なんと今年の4月に復活販売。
さらに、8月には「トマたまカレーうどん」に、「とろける4種のチーズトマたまカレーうどん」という新たな商品を加えて2度目の復活販売が実現した、とにかく人気だった商品。
筆者も「トマたまカレー」はだいぶリピートし、店内だけはなく、お持ち帰りならではの楽しみやアレンジして食べる新たな可能性ということをこの商品で覚えました。そんな新商品共同開発プロジェクトの第2弾「俺たちの豚汁うどん」! これは、期待せずにはいられませんよね。
●丸亀製麺の冬は、豚汁×うどん!
こちらがその「俺たちの豚汁うどん」です。写真からもわかるように、とにかく具だくさん…! 入っている具材は、豚肉・タマネギ・ニンジン・ゴボウという豚汁おなじみのものに、キャベツ・油揚げを加えた6種類。
早速だしをひと口飲んでみると…「豚汁だけど…豚汁じゃない!?」と想像していなかった味にびっくり。たしかに豚汁ならではの豚肉や、みそのうま味は味わえるのですが、少し感じるほどよい辛味と濃厚なコクは、どことなく担々麺やみそラーメンのスープを想像させます。
気になってホームページを見てみると、「うどんにもっとも合う豚汁」のために、数十種類のみそから複数を厳選しブレンドした“特製味噌だし”を使用し、隠し味にコクと深みを引き出すために、コチュジャンとオイスターソースを組み合わせたのだとか。そのおかげで、おいしさの中にさまざまなうま味が感じられる味になっているというわけですね!
もうひとつ気になったのが、だしを飲んだときに感じた舌に残る少しねっとりした感じです。ジャガイモや里芋などのイモ類が入った豚汁を食べたときの舌触りといえば、「あぁ!」とピンとくるかもしれませんが、あの感じがするんです! でも、具材を見てもイモ類の存在は確認できず…。
じつはこれは筆者の錯覚ではなく、同じく隠し味で入っている「ジャガイモペースト」によるもの。これを加えることによって、甘さや風味をより感じることができて粘度もアップ! おかげで、みそだしがもちもちの麺としっかり絡みます。
また、濃厚で少し辛味があるので、もう少しマイルドにしたい…! という方には、「かぼちゃ天」と一緒に食べることもおすすめです。カボチャの甘味が、深いコクのだしにマッチ。ちょっと見た目もほうとうっぽくなって、またひと味ちがう味が楽しめますよ!