年末が近づくと、次の年に向けて新しい手帳の準備をする人も多いのではないでしょうか。「10月に手帳のレフィルを買いに行くのが、毎年の楽しみです」と話すのは、フランス人の夫と結婚し、パリに在住するフリーアナウンサーの中村江里子さん。そんな中村さんの、手帳の使い方と「手帳愛」がすごいエピソードを教えてもらいました。
「手帳」が大好きな中村江里子さん。予定は色分けして管理
すべての画像を見る(全3枚)1995年から使い続けている「エルメス」の手帳。10月になるとお店に出向いてレフィルを購入し、それを入れ替えるのが、毎年繰り返される私の年末の儀式のようになっています。スマホがすっかり生活に定着したいまも、そして、これからも手帳をつける習慣は変わらずに。
手帳カバーは、一度修理をお願いしたとき、お店の人に感動されたくらい長年使い込んでいて、いまではもう、表と内側で青の色が違ってしまっています。
●手帳の歴史は私の歴史!?
年ごとに変わるレフィルの表紙も楽しみな「エルメス」の「グローブ・トロッター」シリーズ。1995年から2001年分は東京の実家、2002年以降からはパリの自宅に。積み上げると1つの歴史のよう。開いているページは長女出産の週。
もともと手帳が好きで、子どものころ、「サンリオ」で買い物をしておまけにもらった小さな手帳を使っていました。中学からは革の手帳。大学生になると妹とお揃いで分厚い革の手帳カバーを買って、それを使っていたものです。
そして1995年からは、この「エルメス」の手帳を愛用しています。昨今、「エルメス」に行くことはほとんどないのですが、10月にこのレフィルのために行くのが毎年の楽しみ。妹と私の二人分を買うのが恒例になっています。
手帳には、家族の予定を書き込みますが、何かの申し込みをしたときとか、郵便局から日本に荷物を送ったとかメモしておくこともあります。そうするとあとで見返して確認することができます。