●沖縄、静岡での貴重な経験

明日海さん
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明日海さんの“新たな扉”を開いた、Season2での経験。沖縄と静岡で、それぞれ印象に残った出来事について、朗らかな笑顔で語ってくれました。

「沖縄は、現地の人も旅行などで来ている人も優しい雰囲気をまとっていました。そんななかにいると、自然と自分も力が抜けていくような気に。現地では三線やエイサー体験にあたり、実際に生でパフォーマンスも拝見したのですが、つくり手さんの想いを伺っていると、エンタメの世界だけでなく『なにかをつくり上げる』ことの根本は誰でも、どこにいても同じなんだなと改めて感じましたね。

その土地の伝統を愛しているという想いが曲になり、今日まで受け継がれているのを目の当たりにできたことで、世界中それぞれに民謡や伝統工芸品、産物があるように、私自身も今まで出会ってきたすべての人、モノによって出来上がっているんだと再認識できました。

静岡に行ったのは、そんな気持ちを感じたあとだったのでよりぜいたくな気分に。地元といっても、静岡に住んでいたときは自宅や学校の周辺など行動範囲が決まっていたので、意外と知らない場所もあるんですよね。グランピング施設も静岡にあるなんて知りませんでしたし、発祥といわれているわさび栽培や、子どもの頃に習っていたピアノの工場見学など、たくさんの“初めて”を地元で体験できたのが新鮮でした」

静岡撮影の合間には、よく行ったお蕎麦屋さんに数年ぶりに訪れたそう。

「お蕎麦屋さんは、当時と変わらず本当においしくて、懐かしさというよりも感動しちゃいました。お店や、周辺のよく歩いていた道を通ると子どもの頃の記憶が一気にフラッシュバックして…。『先生にこんなことで怒られていたな』、『習い事をがんばりたいと必死だったな』など、まだ夢を叶える前の気持ちをリアルに思い返せたんです。幼少期の自分に背中を押された気分でした」

●理想を形にするだけではなく、その理想を越えたい!

最後に、「もっと進化したい」と、先を見据える明日海さんに今後の目標を聞いてみました。

明日海さん

「映像作品も、舞台もまだ経験し始めたばかり。やっと現場での振る舞い方が分かってきたところです。これからはもっともっと場数を増やして、反省、学びを繰り返したい。頭の中で『こういう演技をしたい』と思い描く理想を形にするだけではなく、現場でその理想を越えたいですね。

地道ですが、そうしたことの繰り返しで確かな実力に繋がっていくと信じています。今は、“初めまして”のスタッフさんも多いですが、そういった方々と別のお仕事をしたときにステップアップした姿を見せられたらうれしいです!」

 

【Huluオリジナル「明日海りおのアトリエ Season2」】

配信スケジュール:2022年11月24日(木)からHuluで独占配信中(全8回)

アクセサリーすべて/ファンエンパイヤ、ワンピース、パンプス(スタイリスト私物)