本日のNHK「あさイチ」に、ゆーママこと料理研究家の松本有美さんがVTR出演しました。冷凍達人でおなじみ、ゆーママさんの自宅の冷凍庫の様子が紹介され、「どんなものが入ってるんだろう?」と気になった方も多いはず。
そこで、『新装版 ゆーママの簡単! 冷凍作りおき』より、松本家の冷凍庫をたっぷりご紹介します。
冷凍達人ゆーママが欠かさず常備する「冷凍みそ玉」
「わが家では週に1度のまとめ買いでたっぷりつくりおきをしています」と話す、ゆーママさん。
「品質がいい状態で冷凍したほうがおいしく保てるので、食材を買ったらすぐに調理します。肉と魚は、下味をつけずに小分けしたものと調味料と一緒に漬けて冷凍したものがあり、野菜は塩もみか下ゆでをしてから冷凍します。ほかには、一人分の汁物をつくるのに便利な冷凍みそ玉や、自家製の冷凍ミックスベジタブルも欠かせません」
使い忘れを防ぐために、日付とメニュー名を書いた布製のマスキングテープを貼ります。濡れてもにじまない、油性ペンで書くのがおすすめです。
●冷凍みそ玉
お湯をそそげば、即みそ汁が完成。
材料(1人分)
- みそ(だし入り) 小さじ2
- かつお節、カットわかめ、万能ねぎ(小口切り) 各ひとつまみ
【つくり方】
8cm大のラップを広げた上に材料をのせ、ラップをねじって巾着形にし、マスキングテープで口を閉じる。
●冷凍ミックスベジタブル(彩りミックス)
あると便利な冷凍ミックスベジタブル。バラバラにほぐして口の広い容器に入れておくと、便利です。
【材料とつくり方(密閉保存袋(中)1袋分)】
かぼちゃ1/8個は1cm角に切り、ブロッコリー1/2株は小房に分けて1房を2~3等分に切る。かぼちゃは1分30秒、ブロッコリーは50秒ほどゆでてペーパータオルで水気を取る。ホールコーン(缶詰)40gは汁気をきってペーパータオルで水気を取る。ソーセージ2本は5mm厚さの輪切りにする。
ものが多くてもすっきり見える冷凍庫の収納術
自家製冷凍食品をたくさん入れているにもかかわらず、ゆーママさんの冷凍庫はすっきり使いやすい状態をキープしているのが特徴。
「上段は浅いので、製氷器で凍らせたおだしや乱雑になりがちな小分けストックを大きめの保存容器にまとめて入れています」
「下段は、重いものや、密閉保存袋に入れたストックをわかりやすく立てて並べています。手前には保冷剤を入れて、すき間ができないようにします」
●ラップに包んで保存容器に
肉や魚は、1人分ずつ小分けしておくとお弁当などに便利。大きな容器にまとめておけば冷凍庫内でバラバラにならず、探しやすい!
●製氷皿で凍らせて保存容器に
濃いめに味つけしただし汁に刻みねぎを入れて製氷皿で冷凍。凍ったら保存容器にまとめます。ひとり鍋や1人分の雑炊づくりに。
●おかずカップに入れて保存容器に
調理して仕上げた副菜は、おかずカップに。カップごと取り出して、自然解凍すれば、そのままお弁当のおかずに。
『新装版 ゆーママの簡単! 冷凍作りおき』(扶桑社刊)には、ゆーママさんの冷凍保存テクニックをはじめ、下味冷凍のレシピが数多く掲載されています。
またゆーママさんの新刊『ゆーママ わが家の20年レシピ』(扶桑社刊)は、両親、夫、息子3人の3世代で暮らしているゆーママさんのベストレシピを掲載。こちらもぜひチェックしてみてください。