10年たっても騒音問題なし!気になるのは断熱性のみ

コンクリート現しについて、「音の問題は実際どうなの?」「断熱性はどう?」と気になる人もいるでしょう。

3人子どものいるわが家は、とくに騒音問題が発生しないかがいちばんの懸念でした。当初はコンクリートの床にフローリングを直張りすることを提案されましたが、トラブルはできるだけ回避したいという思いから、居住スペースの床上げをすることに。

 

コンクリート床とフローリングの段差
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こちらの写真のように、もともとのコンクリートの床と、フローリングに段差があるイメージです。

 

床上げ分の高さ

10㎝の床上げのおかげか、10年住んだ今もとくにトラブルの発生はありません。逆に「お子さん3人もいるのに静かだね」と言ってもらえるくらい。

もちろん気をつかってくれているとは思いますが…床上げしたおかげだと感じています。ちなみに、上階の音もさほど気になったことはありません。

また、断熱性が劣るのもコンクリート現しの気になるポイントです。築年数が古くもともと断熱材が入っていませんでした。しかし、デザイン性を優先したい、ということでとくに断熱対策は行いませんでした。そのため当然ながら、夏は暑く、冬は寒い! 冬場の窓の結露も気になります。

こちらに関しては、冷暖房を活用する、結露防止シートを使う程度の対策しかできていません。しかし、好みのインテリアが手に入ったことに価値を感じているため、とくに後悔はしていません。

コンクリート現しの魅力は、味のあるヴィンテージ感とインダストリアルで無骨な空間が手に入ること。同じようなテイストが好みの方は、採用してみてはいかがでしょうか。

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