ネコがいつもそばにいて思い思いに趣味を楽しむ日々

この家のこだわりポイント

  • 1.愛猫がのびのびと暮らせる環境
    2.愛書を常に眺められるリビング本棚
    3.自分時間を満喫できる趣味部屋
    4.四季折々の緑を楽しめる外構と庭
キッチン
すべての画像を見る(全28枚)

「料理は集中してつくりたい」という妻の希望で、コンロとシンクを備えたキッチンは壁づけに。こだわりのアンティーク風タイルをアクセントウォールに用いています。

リビングに対面するよう、収納兼作業カウンターをつくりつけ、ガラスの間仕切りでゆるやかにつながるようにしました。写真奥のリビングとサンルームを仕切る扉は海外製のアンティーク。

 

リビング上部の吹き抜け

リビング上部は吹き抜けにして、アール状の腰壁を設置。ここから、ぽんずは家族を見守ります。

 

吹き抜けからの見下げ

吹き抜けで上下階をつなげ、のびやかな雰囲気を演出。サンルームからの光と風が住まいじゅうを駆け抜け、心地よい環境をつくります。「季節ごとの光が楽しめる、気持ちのよい家です」と妻。

 

コミック専用の収納ルーム

納戸として2階に設けた空間は、夫妻が長年かけて大切にしてきたコミック専用の収納ルームにしました。ここでは、親子でゲームを楽しむこともあるそうで、くつろげるように畳を敷きました。

 

夫専用の書斎兼趣味部屋

夫専用の書斎兼趣味部屋は、デスクと棚を造作しただけのシンプルなつくり。

 

ヒーローや怪獣のフィギュア

子どもの頃大好きだった特撮モノのヒーローや怪獣のフィギュアが、机や棚の上にぎっしりと並んでいます。「いわゆるオタク部屋ですよ(笑)」と夫。

家族もネコもみんなが集うLDKに対して、自分時間を楽しむ個室をきちんと設け、メリハリの効いた間取りにしました。

 

家事室

キッチンの横にパントリーを兼ね、洗濯も室内干しもできる家事室をつくりました。「キッチン脇にユーティリティがあるので、調理をしながら洗濯もできるストレートな動線はすごく便利」と妻。一部には妻専用のデスクコーナーを設けました。

 

水回りとつながる家事室

洗面室から家事室、キッチンまで一直線の動線。キッチンの先には庭が続き、洗濯物の外干しもできます。

 

寝室

ライムグリーンをアクセントにした寝室。パープルで統一したベッドリネンとの組み合わせがエレガントな雰囲気で、ヨーロッパのホテルを彷彿とさせるコーディネートです。

 

この家のデータ&使われている素材と設備

敷地面積/323.31㎡(97.97坪)
延床面積/122.41㎡(37.09坪)
1階/75.42㎡(22.85坪)
2階/46.99㎡(14.24坪)
用途地域/準工業地域
建ぺい率/60%
容積率/200%
構造/木造軸組工法

素材

[外部仕上げ]
屋根/ガルバリウム鋼板縦ハゼ葺き
外壁/左官、サイディング
[内部仕上げ]
1階
床/タイル、ブラックウォールナット、積層フローリング
壁/珪藻土、塗装、タイル、パイン、杉、クロス
天井/珪藻土、パイン、杉、クロス
2階
床/積層フローリング
壁/塗装、クロス
天井/クロス

設備

厨房機器/サンワカンパニー、ハーマン、アリアフィーナ
衛生機器/パナソニック、TOTO、サンワカンパニー
窓・サッシ/YKK AP

設計/大浦比呂志+岡田美和子(ネイチャー・デコール)

関連記事

50代が建てた、家庭菜園のある平屋の家。身近になった自然を楽しむ日々にタッチレス水栓の使い勝手「洗面は満足。でも、キッチンでは残念」の理由60代夫婦が建てた、最高の風呂とコーヒーを楽しむこだわりの平屋