●うーちゃんにかわいそうなことをした。古泉さんの後悔
最後は自由課題です。自由と言っても学校で指定されたキットを買っていました。石鹸を溶かして型に入れて、固めて削って水晶みたいなものをつくります。色もつけられます。
結局ほとんど僕がしましたが、うーちゃんは溶かした石鹸に色をつけたり、固まったものを削ったりしました。
冷蔵庫で冷やして固めるまで15分かかるので、その間にうーちゃんは1行日記のやってないところを書いて、僕とぽん子ちゃんはお風呂に入りました。そうして何本かできた水晶みたいなのを、台座に立てて最終的に固めます。
もう22時を過ぎていたので、翌朝まで放置することにしました。
まだ小2の子に自発的にやることを期待するのが間違っていたのだろうか、もっと無理矢理やらせておけばパニックを招かずにすんだのだろうか、かわいそうな結果を招いてしまったと後悔しました。
●自由研究を終えてやっとすべての宿題がそろった!
翌朝冷蔵庫で固めた台座を型から取り出すのをうーちゃんにやってごらんと言いました。
「パパがやって」
最後の最後くらいは自分でやった方がいいと強く勧めました。
恐る恐るうーちゃんが型から取り出すと、台座に4本の色違いの水晶のようなものが立っていて、なかなかの出来栄えでした。
9月2日は宿題を全部持って集団登校にも間に合いました。僕自身は自慢みたいで恐縮ですが、宿題は7月中に終わらすタイプで、今もフリーランスで締切を守る方です。だけど学校は大嫌いです。
特別養子縁組やってみた1 (扶桑社コミックス)
ESSEonlineの人気連載を電子書籍化! どうしても子どもがほしかった40代の漫画家・古泉智浩さん。夫婦で選んだのは里子と養子を迎えることでした。生後5か月で里子に迎え、特別養子縁組を結んだうーちゃんはすくすくと成長し、4歳に。続いて里子に迎えたぽん子ちゃんも1歳となり、かわいい盛り。
特別養子縁組やってみた2 (扶桑社コミックス)
ESSEonlineの人気連載を電子書籍化! どうしても子どもがほしかった漫画家の古泉智浩さん。夫婦で選んだのは里子と養子でした。養子のうーちゃんは6歳の小学生に。里子のぽん子ちゃんは2歳に。習い事や初めてのお使い、イヤイヤ期におむつ外し……。50代に突入した古泉さんは毎日子育てに大忙し!